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【5/16】ペースダウン気味の2作目ヨーク

先行きに、少しハラハラしているくらいがちょうどいいのかもしれません。
同じ作品を編むのは、安心感があって気が楽な反面、進みが遅くなりがち。
問題なく出来あがるはずで、そうでなくてはいけません。
こんなとき、編んでくれる人がいれば・・・と思ったりもします。
ただ、一度は自分自身で確認しておきたい編み地であり、サイズだったのも事実。
誰かに編んでもらう方向には進まず、今に至りました。
1作目と違って、今回はこの作品についての考え事がほぼなくなっているので、編んでいて飽きてしまったり、違うことを考えはじめたり。
そんなとき、動画を撮ってみようという気分になっていたおかげで、ヨークを楽しめたような気がします。
まだ長い道のりですが、やる気とペースを調整しながら進めるしかなさそうです。
【5/12】3XLのヨークから脱線してビーズ編み

2つ目のサンプルを編みはじめています。
今回決めたサイズ展開の中から、いちばん小さいサイズといちばん大きいサイズを編んでみることにしました。
一度編んだ作品なので、ただひたすら手を動かす時間だけが流れていきます。
あまり時間をかけず、一気に進めようと計画しましたが、気まぐれな脱線も織り込み済み。
ひょんなことから編んだひつじがかわいくできて、ちょっと盛り上がっていました。
これは、無意識に置いて見失いがちな、かぎ針の〝指定席〟。
フックレストと名づけました。
静かなひつじを携えて、そろそろヨークに戻ることにします。
【5/9】ゆったり身幅のかぎ針編みトップス

浮かせスチームアイロンで仕上げて完成。
編み地が落ち着くと、トップスらしくなりました。
身幅はゆったりしていますが、これをSサイズと仮定。
大幅にサイズアップしても問題ないか、確かめてみる予定です。
今回の作品は、ボートネックと丸ヨークを掛け合わせたようなつくり。
中央が波打たないようにするため、肩は〝なで肩〟設計になっています。
なで肩傾斜にすると、バンザイをしたとき、肩と衿が、そのまま一緒に持ち上がってしまう可能性が気になっていました。
ヨークを編み直して調整したのは、このバランスです。
いかり肩設計よりは多少持ち上がりますが、身幅もあるので、動きはスムーズ。
着心地にも不安が残らないようにしたかったので、納得のいく形にできて安心しています。
サイズ展開は、まず3XLまで。
お試し用の糸がすぐに届いて、さっそく編む準備が整いました。
つい違うデザインを編みたくなりますが、ぐっと我慢して、今回の目的達成を目指します。

【5/1】寄り道しながら、編み図づくり

作品をパターンに落とし込むフェーズに来ています。
あらためて少し客観的に、ここまでのステップを振り返っていました。
今回のウェアは、新たな試みとなるアプローチでした。
当初、想定するルールはまだ漠然としており、目数も多い作品。
工程は慎重になったほうがむしろ近道なんだと、過去作品の失敗経験から感じていました。
ルールの整合性自体が破綻することはほとんどないのですが、漠然としたまま進めると、頭のどこかに潜む混乱に気づけないことがあります。
結局、考えと実際の操作が嚙み合わない、というミスを招いて編み直し。
もどかしさはありますが、イメージしたルールを目に見える形に変えてから編みはじめたほうが、間違いが生じにくいのは確かです。
これまでは、早く編んで確認したいという気持ちのまま進めていましたが、もう、先走る気持ちを抑えられるくらいまでに失敗が積み上げられました。
ひと呼吸おいて、編み図をつくりながら編みはじめた今回の作品。
最も整合性に神経を使ったのは、衿もとの模様編みです。
衿もと以外は比較的単調で、目数のカウントが主な注意点。
編み図よりテキストで表したほうが編みやすいかもしれない、と感じる箇所もあります。
パッと見で分かりやすい編み図と、英文パターンのロジカルなテキストが、表現ツールとして頭に浮かびます。
理想的なのは、部分的に分かりやすく、全体を通しても分かりやすさが崩れない手順書。
具体と抽象の行き来が多く、頭を整理しているうちに、時間が過ぎていきます。
ビーズ編みへの寄り道には、〝リフレッシュのため〟という、耳障りのよい言い訳をつけました。
【4/27】気もそぞろな、ウェア終盤

ゴールが目前となりました。
そでは割り出しやすかったので、修正なく終えられそうです。
振り返ってみると、編みはじめたのが4月15日。
ヨークの試行錯誤で少し時間を取りましたが、シンプルなデザインなので、黙々と手を動かしているうちに完成に近づいていました。
2つめを編むなら、Audibleでも聞きながら、ゆったりと編めそうな気がします。
などと思い巡らすと同時に、次に編みたい作品が押し寄せはじめました。
ビーズ編み熱はまだまだ冷めず、〝厳選〟しながら増えてきた材料を使いたくて仕方ありません。
フランスから届いたまま放置していた小包も、再び気になりはじめました。
種類も、組み合わせも、果てしないビーズ。
一度はじめたら簡単には戻ってこれないと分かっています。
やりたいことの断捨離は、デザインの引き算より容易じゃありません。
【4/25】むしろ難しい〝引き算〟

加えるか、加えないか。
見頃のすそを編み終えるにあたって、少し立ち止まりました。
最後に模様編みができるように、目数を合わせてあったからです。
せっかくだから何かしたい気持ちもありましたが、仕上げ処理だけして終えました。
足し算のほうが易しく感じるのは、計算だけではないのかもしれません。
模様を入れないと、〝編んだ〟という実感が足りなくなるのではないか。
そう考えて、最後に模様編みを加えるのは、納得感と満足感のある選択になりそうです。
しかしながら、既製服を買おうとして、しばしば直面する感覚が思い出されます。
〝この飾りさえ付いてなければよかったのに〟
加えようとしている模様編みは、どうだろうか?
そんな問いかけをし、引き算のデザインを選ぶ理由にうなずきながら、見頃を編み終えました。
そでは、はじめからイメージが明確です。
ゲージが変わらないうちに、スピードに乗って編みたいパートに突入しました。
【4/23】あらためて向き合う、かぎ針編みウェアの制約

見頃がほぼ完成し、ウェアらしい姿になってきました。
編み物でウェアといえば、一般的にはリブの入った棒針編みのセーターを想起される方も多いかと思います。
かぎ針編みでも、棒針編みセーターをイメージした作品を編むことがあります。
〝棒針編みのような〟セーターが編めることが面白かったり、新鮮だったりします。
1目編むごとに編み地が完成する、かぎ針編み。
目を落とすこともなく、ほどきやすく、その魅力はここで語るまでもありません。
ただ、ウェアという視点に立ったとき、かぎ針編みは、編み地の構造的に制約が大きいのも事実です。
そんな制約と向き合いながらデザインを考えることが多くなります。
棒針編みと比較したとき、デザイン面だけでも、大きな制約が2つ。
1つは、〝往復編みと輪編みとで、同じ編み地が編めない〟こと。
かぎ針編みだけしていると当たり前のことのように思えてきますが、棒針編みは、輪編みでも往復編みでも同じメリヤスの編み地を編むことができます。
デザインの自由度にかかわる要素です。
2つ目は、〝引き返し編みが実質できない〟こと。
これも、かぎ針編みでメリヤスに類する編み方ができないことによるものですが、往復編みをして、目立たせずに編み地にカーブや変化をつけるというのが難しい。
着心地につながる部分でもあります。
ただ、かぎ針編みウェアはデメリットばかりかというと、そういうわけでもなく、デザイン面で自由度が増すポイントもあります。
例えば、編み地がしっかりしているので、リブを編まなくてもデザインが様になります。
布帛のようなシルエットが編めるという面白さです。
編みながらこうしたことを考えられたのも、今回、かぎ針編み版〝メリヤス砂漠〟のような編み地を選んだからかもしれません。
この作品が完成しても、検証すべき課題はつづきそうです。
【4/22】サイズ展開を考えながら見頃へ

シルエットが見えてきました。
当初のイメージのまま、ゆったりとしたデザインに。
ヨークが終わり、見頃とそでを分ける段階で、いろいろなことを考えました。
本来なら、ヨークが終われば、気が楽なフェーズに移行するところです。
今回違ったのは、サイズ展開について、これまで以上に深く考えたこと。
この作品は、日本サイズでいうとM~Lくらいのゆとりがあります。
もう少し幅を持たせることもできるので、クリアーと言えばクリアーです。
ただ、どこまでも大きく編めるということが、私が考えるパターンの理想であり、課題でもあります。
海外向けには、5XLくらいまでサイズ展開したほうがパターンとして親切だ、という視点もありますが、この2つは結果として重なりつつも、目的意識は少し違っています。
パターンの課題を解決すれば、結果的に5XLサイズまで展開できるはずだと想像しています。
想像はするけど、整理のついていないデザインもあります。
この、やりがいのあるテーマについて、実際の設計や目数を通して考えていました。
ずいぶん時間をかけました。
もし考えていなければ、見頃はもう出来あがっていたかもしれません。
今回の作品で、何かが変わるわけではないけれど、デザインが面白くなってきました。
このトップスのデザインが、予想以上に好みに仕上がってきたことも、欲を出させる一因かもしれません。
【4/19】一筋縄ではいかなかったヨーク

迷って、ほどいたヨーク。
惜しいところまできていました。
このまま突き進めないわけでもなかったのですが、迷ったらほどくと決めています。
次は間違いないと思えたので、少し気が楽でした。
3日前と進み具合はあまり変わらない、少し角度の違うヨークができてきました。
今回の分散増目は、これが自分の中ではベスト。
可能性を感じる編み地ということもあり、妥協できないポイントでした。
この一枚も完成が遠いのに、別展開まで想像すると気分が盛り上がりすぎて、気が急きます。
〝ゆっくり編む〟のが、先延ばしになるばかりです。
今日はきれいな青空で、外に出たくなる陽気。
庭仕事をしたい気持ちと折り合いをつけながら編まなくてはいけない季節です。
【4/16】最大のエネルギーを注ぐヨーク

タイトルに、ゆっくり編むウェアと書いていたことに、小さく驚きながら追記しています。
編みはじめたら止まらなくなるのが、分散増目のヨーク。
分散増目は本当に難しく、スワッチのサイズを編んだだけでは、成功なのか失敗なのか判断がつきません。
それでも、過去に編んだことのない模様編みで分散増目を成功させてみたい、という挑戦心が勝ってしまいます。
かぎ針編みも、編めば編むほど未知が減っていきますが、分散増目というのは、どこまでも奥が深い世界。
失敗する可能性が高い分、効率のよい方法とは言えないかもしれません。
それでも、分散増目には編みたいと思わせる魅力があります。
編み地も美しく、成功すれば設計もすっきりとしたシンプルなものになります。
自分が失敗しながら探求し、編む方には楽に編んでもらえる、というデザインを担ううれしさでもあります。
さて、今回のトップス。
こちらも例外ではなく、増目の加減に気が済むまで、2回くらい編み直しをしました。
ゆっくり編むウェア、というのは、ヨークを過ぎたところにあるはずです。
これは、かなり気に入った作品に仕上がる予感。
今度はうまくいくはず・・・と願望まじりの推測で、編み進めていきます。
【4/15】Isager Merilin でスワッチを終えて

最近、編み物をする時間よりも、PCに向かっている時間が多くなっていました。
いざ腰を据えて編むと、編み物ってなんて面白いんだろうと、不覚にも新鮮に感じられます。
編んでいなかったわけではないのですが。
実験と発見の盛り上がりは、PC作業の頭に、すぐかき消されてしまうようです。
スワッチをいくつか編んで、いよいよ本番。
迷える色選びは完了です。
今回は、Isager Merilin をリピートしました。
最初はショール、2作目はセーター、そして今回は、ライトグレーでトップス。
杢調のカラーバリエーションが素敵です。
ほのかなリネンの光沢と、しっとりとした触り心地。
ウールとリネンの調和が、見た目だけでなく質感としても素晴らしく、魅力的な糸です。
長丁場になりそうな作品。
そでを通す日まで、Merilin との時間を楽しみます。
