「夏は編み物をお休みする季節」になっていませんか?
確かに、ウールの温もり恋しい季節とは少し違いますが、サラッとしたリネンや、軽やかなラフィア風の糸をかぎ針で編み進めていると、夏ならではの心地よい時間が流れていきます。
かぎ針編みは特に、やわらかい糸から、硬めの糸や滑りやすい糸まで、比較的スムーズに編めるという強みがあります。
冬糸と比べるとちょっとクセのある、自然素材の夏糸が、かぎ針編みをいっそう楽しくしてくれる季節です。
「夏の編み物」には、冬とはひと味違った作品ジャンルが揃っています。
今回は「夏の編み物プロジェクト」として、真夏でも涼しげに編めるバッグやファッション小物のレシピを5つ厳選しました。
この夏を彩るお気に入りの作品を見つけてみてください。
夏のかぎ針編みを快適にする「4つの糸」とその魅力
・心地よい肌触りと、クリーンな佇まいの「コットン」

コットン素材は、編みやすい糸も多く、季節を問わない万能選手。
肌触りがよくて、さらっとした風合いは、夏の編み物にもぴったりです。
カラーバリエーションの多い糸もあるので、多色づかいの小物を楽しむのもいいですね。
・清涼感と上品な光沢を楽しむ「リネン」

シャリ感とハリがあり、どこかひんやりとした感触が持ち味のリネン。
光沢感のある糸を選ぶと、上品な雰囲気が生まれるのも魅力です。
適度な硬さがあるリネン糸は、バッグやポーチをはじめ、キッチン雑貨などにも使いやすい素材です。
・ラフな素材感とタフさが魅力の「ジュート(麻ひも)」

麻の素材感がストレートに伝わってくるような、飾り気のなさが魅力のジュート。
南国を彷彿とさせる、季節感たっぷりのジュートで編むと、作品も一気に夏っぽくなります。
太い糸が多いので、荷物を詰め込みがちなバッグにもぴったりな、頼もしい素材です。
・ナチュラルからモードまで展開できる「ラフィア風ヤーン」

ヘンプやレーヨン、紙素材など、多種多様なラフィア風ヤーン。
今年はどれにしようかと、糸選びが恒例行事になりそうなくらい、夏に編みたくなる糸です。
糸の硬さや形状、光沢の有無など、糸によって質感が異なるので、編んで試すのも楽しいですね。
暑い日でもサクサク進む、夏の「作品選び」
・「編んでいる時間も涼しく」を叶える素材とサイズ感

冬糸で編む大作は、膝の上に載せるとどうしても暑いもの。
夏は、熱がこもらない素材や、透け感のある編み地が、編み進めるうえでも心地よく感じられます。
手元だけで完結するミニマムな小物や、パーツごとに編み進められるアイテムもおすすめです。
・涼やかなグラスビーズでビーズクロシェ

静かな輝きが目にも涼しいグラスビーズ。クールな質感が、夏の編み物意欲を掻き立ててくれます。
アクセサリーが映える薄着の季節は、ビーズクロシェ作品の出番が増えそう。
ネックレスやブレスレットを好きな色で量産して、コーディネートを楽しむのもいいですね。
日差しに映える、夏のかぎ針編みレシピ5選
・ラフィア風ヤーンで編む定番の帽子
・リネン糸で編む涼しげなストール
・リネン糸×ビーズのネックレス
・コットン糸で編むミニ・ポーチ
・ジュート糸で編むショルダーバッグ
日よけからイージーケアまで。夏作品の「活用法」とライフスタイル
・強い日差しと冷房を遮る、夏のシェルターとして
眩しい日差しを遮るハットや、冷房の効いた室内でさっと羽織れる薄手のショール。
夏のかぎ針編み小物は、日よけや温度調節といった実用的なシェルターとして、身近に寄り添ってくれる存在です。
・汗ばむ季節だからこそ嬉しい「洗えるアイテム」
リネンやコットンなどの夏素材は、自宅で気軽にメンテナンスできるのも魅力。
洗うたびに少しずつ馴染み、風合いが育っていく過程も、夏の編み物ならではの贅沢な楽しみです。

手元から涼を取り入れる、大人のプロジェクト
ウールの糸を編むときのような高揚感とは少し違う、夏の編み物。
サラリとした質感の糸が指先を通り抜ける感覚や、少しずつ形になっていく涼しげな編み地を眺める時間は、夏の日常に心地よい静けさと、ささやかな彩りを与えてくれます。
「大作を編むのは少し億劫」という日でも、手元だけで完結する小さなバッグや小物なら、軽やかにスタートできそうですね。
今回ご紹介した無料編み図のほかにも、夏糸で楽しめるたくさんのかぎ針編みパターンをRonique Store(ロニークストア)にご用意しています。
「まずはダウンロードのテストをしてみたい」という方に向けた無料のサンプルパターンもありますので、ぜひお気軽に覗いてみてください。
今年の夏は、あなただけのお気に入りの糸を選んで、特別な「夏の編み物プロジェクト」を始めてみませんか?






