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かぎ針編みでクリスマス準備!
サンタクロースの帽子をイメージして作ったかぎ針編みのキャップです。
クリスマスが近づくと、いつも何か編みたくなってしまいます。
こちらは大人サイズで編んでいますが、子どものためにサンタクロースに扮することを想定して「子どものもの」カテゴリーに入れてみました。
こちらの帽子、ちょっと立体感のあるふち編みがアクセントになっています。
赤い部分はすべてこま編みです。
かぎ針編みの基本的な技法しか使っていないので、難しいところは特にないかなと思います。
元廣さんの、ちょっと素朴な風合いのウールアルパカ糸を使用して編みました。
落ち着いた深めの赤がきれいだったので、こちらの糸をチョイス!
ちょっと細めの並太という感じで、いろいろ使い勝手のありそうな毛糸です。
この帽子はてっぺんから下に向かって、増目をしながら編んでいます。
なので、増目の途中でかぶってみてサイズを確かめることができますよ。
ほどよいサイズ感のところで増目をやめれば、小さめのサイズに編むこともできます。
サンプルはゆったりめに編んだ大人サイズですが、子どもサイズを編んだり、親子ペアにしても楽しそうですね!
上の画像は、ちびっ子モデルが大人サイズをかぶっています。
こちらはクリスマスカラーで編んでいますが、色を替えたら普段づかいの子ども帽子としても使えそうですね。
用途に合わせて楽しんでいただけるとうれしいです!
「サンタ帽子」の使用糸とかぎ針の号数・材料
元廣 mini sports Alpaca30(30g玉巻 72m)・・・赤[Col.4]3玉(90g)、白[Col.1]1玉(30g)
7号かぎ針
「サンタ帽子」のできあがりサイズ
頭囲 55cm モデルがかぶってゆったりめ
平置きで、縦 32cm(ボンボン含まず) 横最大 30cm
ボンボン直径 7.5cm
「サンタ帽子」の編み図
「サンタ帽子」の作り方
作り方説明とあわせて編み図もご確認ください。
①輪の作り目で編みはじめます。
2~35段目は、毎段2か所で増目をしながら編みます。編み図(円)のような法則で編んでいます(目数はこちらと違いますが同様の考え方になります)。
②36~38段目の3段は、目数の増減なく編みます。
③39段目からは、また毎段2か所で増目をしながら編み進めます。
サンプル作品では56段目まで増目をつづけています。
途中でかぶってサイズ感を確かめながら、どこまで増目をつづけるか決めていただくのがよいかと思います。
増目を何段目までつづけても、白糸で編むふち編みと目数は合いますのでご安心ください。
④57~65段目の9段は、目数の増減なくこま編みをします。
私の手で編むと、ちょうどここまで編んで赤糸がなくなったので、65段目を赤糸の最終段としました。目数の増減なく編むこの部分は、段数が多少変わっても大きく影響しませんので、残り糸と相談しながら編む段数を調整してもよいかと思います。
赤糸が余る場合は、お好みの深さになるまで目数の増減なく編んだら、糸を切ります。
⑤ふち編みは、赤糸の編み地を裏返して、白糸をつけて編みはじめます。
白糸で編んでいる模様編みは裏側にぽこぽこが出るため、このようにして編んでいます。
ふち編みを4段編んだら白糸を切ります。
ふち編みの段も、お好みで編む段数を調整してみてください。
⑥帽子のてっぺんにボンボンをつけたら完成です。
今回私は、うっかりボンボンを大きく作りすぎてしまい、だいぶ毛糸をカットすることになってしまいました・笑
そのため、白糸の使用量が多めに記載されていますが、ボンボン作りがお得意な方は1玉(30g)も使わなくて済むかと思います。
かぎ針編みに相性のよい飾り[毛糸ボンボン]のページに作り方がありますので、よかったらご参考になさってください。
パターン公開:2022年12月4日