こんなかぎ針編み作品です
かぎ針編みといえば、麻ひもバッグは定番アイテムですね。こちらは、そのミニサイズ版。
無性にたんぽぽの飾りを使ってみたくなって、合わせやすそうな土台を考えたら、こんな形に落ち着きました。麻ひもには、シンプルな形が似合いますね。
バッグのふちに、ぐるりとたんぽぽをつけてみようか、それともワンポイントがいいかな、などといろいろ想像していたのですが、まだどうするか迷っています。
なので実は、このたんぽぽは縫いつけていない状態です。
たんぽぽの飾り方を思いついたら、ぜひ教えてくださいね。
シンプルでごくごく普通の形なので、たんぽぽ飾り以外にも、丸いモチーフを編んでつけたり、チロルテープをつけたり、いろいろアレンジできそうです。
こちら、ポーチの口に巾着がついているので、そのままバッグに入れて持ち運ぶことができますよ。
使用糸とかぎ針の号数
並太~極太のジュート糸 中細のリネン糸
8号かぎ針(7号でもよいかと思います)、3号かぎ針
できあがりサイズ
縦(持ち手含まず) 13cm 横 21cm 総重量 90g
編み図
作り方
作り方は、説明とあわせて編み図もご確認ください。
糸については、ポーチ本体を並太~極太程度の太目の糸で編み、巾着部分はその半分くらいの細さをイメージして中細糸を使用して編みました。
①バッグ本体は、すべてこま編みで編みます。
わの作り目でバッグ底から編みはじめます。
1段目は6目編み、2~9段目は毎段増し目しながら編みます。10~28段目は、目数の増減なく編みます。
底を編む際の、増し目しながら丸く編む法則性については、編み図(円)をご参照ください。
②29段目は、後からバッグ口の巾着を編みつける箇所を作るため、すじ編み(前段28段目のこま編みの手前側1本だけをすくってこま編み)をします。
これで、バッグ本体の編み地の内側に横すじが1本出ます。
段数 | 目数の増減 |
30~32 | ± 0(54目) |
29(手前1本すくう) | ± 0(54目) |
10~28 | ± 0(54目) |
2~9 | + 6 |
1 | 6 |
③バッグ本体は、30~32段目も目数の増減なく編んだら、糸を切ります。
持ち手は、バッグに糸をつけて編みます(編み図下の図参照)。
くさり25目を編み、糸をつけた位置から数えて8目分をあけて、9目めのところで引き抜き編みし、もう一方をバッグにつなぎ、一度糸からかぎ針をはずして、バッグの裏側へ糸を引っぱり出し、糸にかぎ針を通して、くさりの裏山をすくって引き抜き編みし、持ち手の編みはじめに戻ります。
言葉では表現しにくくてすみません。
④次は、バッグ口の巾着を編みます。
バッグ本体の裏側(内側)を見ると、29段目のところに、すじ編みした際にすくわなかった1本の横糸が出ているのが分かるかと思います。
その横糸を見つけて、巾着部分になる方眼編みを編みつけていきます(編み図参照)。
画像のように、ポーチ(ミニバッグ)としての使い方や、かごとしての使い方もできるので、メインで使いたい側に方眼編みの編み地の表が向くように編んでみてください(とはいえ、糸によっては編み地の裏表の違いがあまりはっきりしないので、どちらでもさほど気にならないかもしれません)。
方眼編みのマス目は、1周で54個できます。
8段目まで、目数の増減なく編み、9段目で飾りのピコットを入れながら編んでいきます。
⑤お好みのひもや、くさり編みをしたものなどを巾着ひもとして使います。
9段目の方眼編みのマス目をひも通し位置として、互い違いにマス目の中にひもを通していきます。
⑥バッグに飾っているたんぽぽの花は、「たんぽぽのヘアゴム」のレシピページで作り方をご確認ください。
たんぽぽの葉は、このページに編み図があります。
お好みの位置に飾りつけしてみてくださいね。