こんなかぎ針編み作品です
松ぼっくりやどんぐり、自然のなかにあるかわいいもの。
そんな素材で作られたクリスマスリースにあこがれて、かぎ針編みで真似してみました。
どんぐりも作ってみたのですが、合わせてみたらちょっとしっくりこなかったので、クリスマスを感じさせるりんごにしました。
きらきらの松ぼっくりは、中細~合太の糸と、同じくらいの細さのラメ糸を2本どりにして編んでいます。
かごに入れた松ぼっくりには、北欧雑貨のお店で買い物したときにもらった、赤白しましまの紐を飾りにしてみました。
かごの中に、かわいい包み紙のキャンディなんかを入れてもいいかな。
使用糸とかぎ針の号数
並太のコットン糸(茶)
中細のコットン糸(ベージュ、赤、茶)
中細のラメ糸
かご用のジュート糸
3号/5号かぎ針
ポリわた
形状保持材(テクノロート)
できあがりサイズ
リース直径16cm かごの直径5cm
松ぼっくりの高さ4.5~5cm
りんごの高さ(ヘタ含む)5cm
編み図
作り方
①松ぼっくりは、編み図もご確認ください。
松ぼっくりのパーツは、[大]3枚、[中]2枚、[小]2枚を編みます。全部で7枚のパーツを組み合わせると、1個の松ぼっくりになります。
このとき、[小]の1枚は、編みはじめか編み終わりの糸を長めに残しておきます(20~25cmくらい)※1。
編み終わりの糸端を残した場合は、中央の編みはじめの輪の中を通して、裏側に糸が回るようにしておきます。
7枚のパーツが編めたら、糸端を長く残した※1の[小]パーツを一番下にして、「松ぼっくりパーツの重ね方」を参考に重ねていきます。
一番下の[小]パーツの糸端を、すべてのパーツの編みはじめ位置(中央)の輪の中に通していきます。
一番上の[小]パーツの中央に糸を通し終えたら、その糸を使って(適当な場所で引き抜いたりして)くさり6目を編み、根元でまた引き抜いて、パーツ裏側のほうに糸を渡し、糸処理をします。
松ぼっくりは、茶色を4個(かごの中の松ぼっくり含む)、金色を3個作ります。
②りんごも、わの作り目で編みはじめ、1段目はこま編み6目を編みます。
2段目以降は、下表のように目を増減させながら編み(閉じてしまう前にわたを入れてください)、12段目まで編めたら、最終段の目に糸を通してしぼります。
編み終わりの真ん中あたりに茶色い糸をつけて、くさり4目程度を編み、そのくさりを引き抜き編みで引き返して、根元で糸処理をします。
段数 | 目数の増減 |
10~12 | -6 |
6~9 | ±0 |
5 | +6 |
4 | ±0 |
2~3 | +6 |
1 | 6 |
③リースの真ん中に飾っているかごも、わの作り目で編みはじめ、1段目はこま編み6目を編みます。
2段目以降はかご 編み図でご確認ください。
④リースを構成する、松ぼっくり、りんご、かご、が編めたら、固めでしっかりとした糸(私はかごを編むのに使ったジュート糸を使いました)をとじ針に通して、丸いリース形になるように、適当な箇所に針を刺して、パーツをつないでいきます。
糸でパーツをつないだだけだと、パーツの重みで、リースがやや縦長の楕円形になるかもしれません。
テクノロート(形状保持材)を、下の写真のようにとじ針に通して、つなぎの糸と同じ要領でパーツに通しておくと、リースの形が崩れにくく、比較的丸さを保つことができるかと思います。
リースの輪の中をテクノロートが2本通るようにしたところ、かなり円形を保っていますので、ご参考になさってください。
リースの一番上のりんごの裏に、ひっかけ用のひもを付けておきます。
⑤リースの形になったら、画像のように、リースの中心に、かごを飾り、はずれないように縫い付けます(ここではミシン糸を使いました)。
かごの中に松ぼっくりを入れればできあがりです。
みなさんの作品
patariroさんの「松ぼっくりのクリスマスリース」
原型を留めていないような気もしますが、クリスマスグッズを編んだ残り糸でなんとか仕上げたかったので、このようなリースになりました
真ん中の松ぼっくりは本物で、糸で巻いて止めています クリスマスらしいものが出来上がって、嬉しいです