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こんなかぎ針編み作品です
キャンプ道具を包むために、かぎ針編みで巾着を編みました。
我が家は子どもたちがわりと大きくなってからキャンプをはじめたのですが、やっと道具もひと通り揃って、短い夏の定番レジャーとなりました。
キャンプ道具をあれこれ選ぶのも楽しくて、吟味したものの一つがこちら、チタンクッカーです。
できるだけ荷物をコンパクトにしたくてマトリョーシカのように重ねて収納できるようにしました。
収納袋がついていないタイプだったので、持ち運んでいる途中でがばっとふたが開いてしまわないように、ぴったりサイズの巾着がほしいなぁと。
包んでいるのは、直径14.5cmのベルモントのチタンクッカー3点セット(BM-005)で、このクッカーの中に、トレールカップ 280にふたをつけて入れています。
こちらの作品には、かわいくて使いみちを決められずにいたオパール毛糸を活用してみました。
編んでから気づいたのですが、キャンプで汚れても洗えそうな毛糸なのと、程よい弾力感もあってソックヤーンはなかなかの適任じゃないでしょうか。
今回使用した Opal ダンシングソックス という毛糸は、通常のOPAL毛糸の1.5倍の太さがあるようで、合太くらいのわりとしっかりした太さです。
段染めの毛糸なので、編み地はシンプルにして通気性のよい仕上がりにしてみました。
底から方眼編みで編むデザインですいすい進むので、家族分量産することもできそうです。
底の増目はお好みの直径になるまで続ければOK!
包みたいクッカーの直径に合わせて編んでみてください。
太さが違う毛糸を使用される場合も、底の増目をつづける段数を変えて調整してみてくださいね。
使用糸とかぎ針の号数・材料
OPAL毛糸 ダンシングソックス 7366(150g玉巻 420m)・・・33g
6号かぎ針
巾着ひも・・・30cm程度
コードストッパー・・・1個
できあがりサイズ
平置きで、縦19cm × 横 21cm
編み図
作り方
作り方説明とあわせて編み図もご確認ください。
①わの作り目で編みはじめます。
1段目は長編み10目(立ち上がりのくさりを含む)とその間にくさり1目を編みながら1周します。
②2~5段目まで毎段増目しながら、円をだんだん大きくしていくように編み進めます。
この円が巾着の底になります。
底の大きさは包みたいクッカーの直径に合わせたいので、増目をつづける段数は5段目までに限らず、お手持ちのクッカーに乗せてサイズを確認しながら進めてみてください。
底の増目は広がりが大きめなので、私の手加減だとほんの少し編み地がフリルっぽく波打ちましたが、中身を入れて包むと分からない程度かなと思います。
底の直径は、クッカーの直径より気持ち小さめにしておくと、包んだときにクッカーにフィットします(念のため、側面を少し編んだら、クッカーが入るかどうか確かめてくださいね)。
③6~18段目は目数の増減なく方眼編みを編みます。
ここが巾着の側面になります。
側面を編む段数も、クッカーの高さに合わせて調整可能です。
お好みの段数を編んで、ある程度の高さになったら、袋口を寄せて、口を閉じれるだけの高さがあるか確かめてみてください。
④最後は、方眼編みの最終段の目に針を入れて、引き抜き編みでふち編みをします。
くさりの箇所は、くさりの頭2本を拾って引き抜きます。
引き抜き編みで1周したら糸を切ります。
⑤方眼編みの最終段のすきまに巾着ひもを互い違いに通して、お好みでコードストッパーも通し、ひもの端を結びます。
ひもの代用で、くさり編みやスレッドコードを編んでもいいですね。
[参考]スレッドコードの編み方