かぎ針編み作品のパーツとして、そして作品に長めのひもなどを使うときなどに、スレッドコードという言葉を見かけることも多いのではないでしょうか。
スレッドコードは、くさり編みよりも目が詰まっていて太く、三つ編みよりも立体的なひもを編むことができます。
くさり編みに引き抜き編みをした編み地に少し似ていますが、長く編むときは、スレッドコードを編むほうが楽なので、必要な長さによって使い分けてもいいかもしれません。
かぎ針編みは、糸玉につながった糸だけを使って編み進めますが、スレッドコードを編む際は、糸玉につながっている糸と、あらかじめ引き出しておいた〝スレッドコードとして編みたい長さ〟の3倍の長さの糸、との2本を使いながら編み進めていきます。
スレッドコードは、かぎ針編みの巾着のひもとしてもぴったりな太さで、当サイトのレシピにも登場します。
覚えておくととても便利で、作品づくりの幅も広がりますので、初めてという方もぜひトライしてみてくださいね。
動画解説
画像解説
親指側の糸は、最初に用意しておいた「編みたい長さの3倍の長さの糸」につながっています。
もう一方の、人差し指側の糸は糸玉につながっています。
![スレッドコードの編み方[1]くさりの作り目のときのように、針を1回転させてループを作ります。](https://ronique.jp/wp-content/uploads/2021/06/thred01.jpg)
![スレッドコードの編み方[2]ループの根元を押さえ、針に糸をかけてループにくぐらせます。](https://ronique.jp/wp-content/uploads/2021/06/thred02.jpg)
![スレッドコードの編み方[3]糸を引き出したあと、ループを軽く引き締めます。](https://ronique.jp/wp-content/uploads/2021/06/thred03.jpg)
![スレッドコードの編み方[4]親指側の糸を、手前から向こうに向かって、針にかけます。](https://ronique.jp/wp-content/uploads/2021/06/thred04.jpg)
![スレッドコードの編み方[5]ループを指で押さえ、針に糸をかけて2つのループをくぐらせます。](https://ronique.jp/wp-content/uploads/2021/06/thred05.jpg)
![スレッドコードの編み方[6]スレッドコードが1目編めました。](https://ronique.jp/wp-content/uploads/2021/06/thred06.jpg)
![スレッドコードの編み方[7]また、親指側の糸を針にかけます。](https://ronique.jp/wp-content/uploads/2021/06/thred07.jpg)
![スレッドコードの編み方[8]針に糸をかけ、2つのループをくぐらせます。](https://ronique.jp/wp-content/uploads/2021/06/thred08.jpg)
![スレッドコードの編み方[9]2目めが編めました。同じ要領で必要な目数を編みます。](https://ronique.jp/wp-content/uploads/2021/06/thred09.jpg)