かぎ針編みは1段ごとに編み地が完成している状態なので、編み終わりの処理も簡単です。
一番最後の目を編んだら、そこから目がほつれてこないようにすればOK!
ここでは、編み終わりの処理の方法と、そのあとの糸端の糸処理のしかたをご説明します。
Index -目次-
編み終わりの3つの方法
編み終わりと糸処理は、糸端がほつれてこないことが大事です。
特に、作品を使う際に、力がかかったり引っ張られたりするような作品は、1つ目にご紹介する方法でしっかりと止めておくと安心です。
逆に、ハードな使い方は想定しない作品で、見た目のきれいさを重視したい場合は、編み終わりがボコッとしない、2つ目、3つ目の処理のしかたがおすすめです。
日本のレシピで編み終わりの処理のしかたが指定されることはほぼないようなので、用途に応じて、お好みで処理してくださいね。
こちらの3種類の処理方法は動画がありますので、糸を切る[cut yarn here]の解説ページも合わせてご覧ください。
ループにくぐらせて引き締める
編み終わりがしっかりと止まる、最もオーソドックスな処理のしかたです。海外パターンで、編み終わりの説明で「fasten off」と書かれている場合は、この方法で処理してみてください。
そのまま糸を抜く
作品を使う際、編み終わりの部分が引っ張られたり、力がかかったりしない場合は、こんな風に糸を引き抜いてしまうだけでも大丈夫です。心もとない感じがしてしまうかもしれませんが、編み地がボコッとしない処理のしかたになります。
わ編みをきれいに仕上げる
モチーフの仕上げなどは、立ち上がり位置が目立たないように、きれいに処理したいですよね。そんなときには、この方法がおすすめです。特に難しい処理ではないので、覚えておくと便利です。
糸処理のしかた
ここまででご紹介したいずれかの方法で編み終わりの処理をしたら、次に糸端の処理をします。
糸処理のあとが作品に影響しないよう、編み地の裏側のできるだけ目立たない場所で糸処理してみてください。