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こんなかぎ針編み作品です
かぎ針編みのモチーフを2枚組み合わせて、掛けても置いても使えるティッシュケースを編んでみました。
キッチンに1つ、リビングに1つ、子ども部屋に1つずつ、とティッシュペーパーをフル活用している我が家ですが、手軽に編めるカバーがあれば、ティッシュ箱が愛着アイテムに早変わりしそうです。
つくりはとっても簡単で、かぎ針編みの基本的な編み方で編むことができますよ。
さらに、太めの糸でざくざく編めば短時間で完成です!
こちらの作品は、sawada itto サワダイットさんにご提供いただいた毛糸「キャンディ」で編みました。
太めで編みやすく、風合いがかわいい sawada itto さんの新作毛糸です。
ぜひリンクをたどってチェックしてみてください!
シンプルな作品なので、表情豊かなファンシーヤーンがベストマッチでした。
6色のカラー展開なので、色違いで編んでも楽しそうです。
こちらの作品には、「グリーンアップル」というお色をチョイス!
女の子の部屋に置いてもかわいくなりそうな印象のお色です。
ティッシュケースは置き場や使い道によっては汚れが気になってしまうかもしれませんが、単色よりも混じり気のある糸のほうが汚れが気にならないのもうれしいポイントですね。
かぎ針編みで、使い勝手のよいインテリアアイテムを編んでみませんか?
短時間で完成させられつつもサイズ感がある作品なので、ギフトにもいいですね。
使用糸とかぎ針の号数
sawada itto サワダイット キャンディ[Col. グリーンアップル]・・・100g(3玉)
8号かぎ針
できあがりサイズ
縦 18.5 横 32.5 cm
ひも 38cm
編み図
作り方
作り方説明とあわせて編み図もご確認ください。
この作品では、「前パーツ」と「うしろパーツ」の2枚のモチーフを編みます。
①前パーツから編みはじめます。
くさり42目で作り目したら、最初の目に引き抜いてくさりを輪にします。
1段目の長編みは、くさりの向こう側1本と裏山を拾って編みます。
両端の長編み1目(編み図で点線矢印が入っている目)を編む際は、長編みを編み入れるくさり目と、矢印が指している対面のくさり目の2つに針を入れて同時に拾い、長編みを編みます。
段の編み終わりでは、立ち上がりのくさりの3目めに針を入れて中長編み(くさり2目に見立てる)を編みます。
そこからくさり3目で立ち上がり、次の長編みは中長編みの目を束にすくって編みます。
2段目以降、前段のくさりと段終わりの中長編みの目は、いずれも束にすくって編みます。
毎段4つ角で増目をしながら編み進め、6段目を編み終えたら糸を切ります。
②次に、うしろパーツを編みます。
くさり20目で作り目をします。
1段目の前半の長編みは、作り目のくさりの向こう側1本と裏山を拾って編み、後半の長編みは前半で拾わなかった残り1本を拾って編みます。
2段目以降は、前パーツと同じ要領で6段目まで編みます。
6段目を編み終えたら糸は切らず、残しておきます。
③編み図3ページ目に示した位置から糸をつけて、引き抜きはぎ兼ふち編みをします。
このとき、②で残しておいた糸を渡して糸をつけると、糸処理が減って省エネになります。
モチーフを外表に重ね、前モチーフを表に見ながらふちを編んでいきます。
モチーフの長辺は、重なり合う2枚のモチーフの目を一度に拾って、引き抜きはぎをします。
モチーフの短辺は、一方は閉じますが、もう一方はティッシュ箱を出し入れするための袋口にするので閉じません。
ここでは説明上、袋口を短辺の「上」、もう一方を短辺の「下」とします。
短辺の下は、2枚のモチーフの目を一度に拾って長編みを編むことではぎ合わせます。
短辺の上は、袋状になるように輪に編みます。両端の1目ずつを編むときだけは、つなぎ合わせのために2枚の角のくさりを同時に束にすくって編み、それ以外はモチーフ1枚の目を拾って長編みを編みます。
④ひもを、スレッドコードを編んで作ります。
スレッドコード63目を編みます。
「スレッドコードの編み方」ページに解説がありますのでご参考になさってください。
スレッドコードが編めたら、編み図に示した位置に(長編みの目の隙間に)通し、端と端をしっかりつなぎ合わせて輪にします。