こんなかぎ針編み作品です
かぎ針編みで、ホコリ取りのお掃除道具、はたきを編んでみました。
ふさふさが汚れたら、付け替えることができるはたきです。
編んだ部分は持ち手の部分だけで、ふさふさはタッセルづくりのような要領で簡単に仕上げています。
ふさふさ部分は、細い糸でも太い糸でも、それらを混ぜて使ってもOK!
使いみちに困っている余り糸があったら、フル活用しちゃいましょう。
サンプル作品は、持ち手部分をウール一色で編んで、ふさふさはウールやリネンの同系色を混ぜてつくりました。
太さも様々混ざっています。
気づいたらたまっているホコリ退治に、こんなお道具いかがでしょうか。
使用糸とかぎ針の号数
[Mサイズ]
持ち手部分:極太程度のウール糸 10g
ふさ部分:ミックス 26g
8号かぎ針
[Lサイズ]
持ち手部分:並太程度のウール糸 6g
ふさ部分:ミックス 16g
7号かぎ針
できあがりサイズ
[Mサイズ]
持ち手部分:(ループ含まず)縦 7cm × 横 8cm
ふさ部分: 縦 11.5cm
[Lサイズ]
持ち手部分:(ループ含まず)縦 8cm × 横 6.5cm
ふさ部分: 縦 15cm
編み図
作り方
作り方説明とともに、編み図もご確認ください。
①Mサイズはくさり3目、Lサイズはくさり5目で作り目をして編みはじめます。
1段目のこま編みは、片側は作り目のくさりの向こう側1本と裏山を拾って編み、反対側は先ほど拾わなかった作り目のくさりの残り1本を拾って編みます。
段の編み終わりは、立ち上がりのくさりに針を入れて中長編みを編みます(この中長編み1目を、角のくさり2目に見立てています)。
毎段増目しながら編み、5段目を編み終えたら糸を切ります。
②もう1枚同じものを編みます。2枚目は、5段目を編み終えたら、その糸でつづけてふち編みをします。
③2枚の編み地を外表にあわせ、内側にくる半目を拾って引き抜きはぎをしていきます。
引き抜きはぎの途中(てっぺんの部分)でくさり6目を編み、つづけて後半の引き抜きはぎをしていきます。
このとき、くさりを編んだ箇所の間に1目、引き抜きはぎをしない目がありますので注意してください。
ここは1目分、すき間があくことになります。
引き抜きはぎが終わったら糸を切ります。
これで、持ち手部分が完成です。
④「しっかりタッセル」の④~⑨あたりの作り方を参考に、台紙に糸を巻いてふさを作ってみてください。
ふさの長さやボリュームはお好みで決めてみてください。サンプル作品では、糸を巻く回数はM、Lともカウントせず、大体の感覚で作りました。
ふさを結ぶ糸の端を玉結びしておきます。
⑤下の画像のように、持ち手部分のすき間にかぎ針を入れ、ふさの頭を結んだひもをすき間から引っ張って、ふさを持ち手部分の中に納めます。
ふさが抜け落ちないように、ふさのを持ち手部分のループに結び留めておきます。
ふさを付け替えるときは、この結び目をほどいて、新しいふさに入れ替えてください。
お掃除関連レシピのご紹介
有料編み図「ホコリ取りセット」
手を入れて使うタイプのループモップ2種のレシピです。
余り糸の活用はもちろん、お部屋になじむカラーを選んで編めば、インテリア雑貨のような存在になりそうです。
愛着のわくお道具で、ハウスキーピングを楽しみましょう。
プチギフトとしてもぜひ!