こんなかぎ針編み作品です
小さいかごをリメイクして作った、かぎ針編みのモンブランです。
黄色いふたは、うちにあった和紙の糸を使ってみました。ぐるぐると引き抜き編みをして丈夫になるので、並太以上の太さがあれば大丈夫だと思います。
同じ大きさのかごを見つけるのは大変ですが、レシピとしては、かごにかぶせてあるこげ茶色のマフィンカップがおすすめです。
かごをはずして、このカップだけで置いても、なかなかよい小物入れになります。
スクエア型なので、2~3個並べて使ったり、ボタンやアクセサリーなんかを入れてもいいかもしれません。
使用糸とかぎ針の号数
並太の糸(黄色、茶色、金色)
中細の糸(黄色)
3号/5号かぎ針(並太に5号、中細に3号を使用)
かご(直径9cm高さ7cm)
ポリわた
編み図
作り方
①モンブランの黄色いふたは、並太の黄色の糸で編みます。
わの作り目で編みはじめ、1段目はこま編み6目を編みます。
2段目からは、すべてすじ編みをします。 下表のように目数を増減させながら編み進めます。
段数 | 目数の増減 |
15 | -6 |
14 | ±0 |
13 | +6 |
11~12 | ±0 |
2~10 | +6 |
1 | 6 |
②ふたが15段目まで編めたら、表側の編みはじめ側(てっぺん)から糸をつけて、すじ編みの編み地に見えている一本の横糸をすくって、引き抜き編みをしていきます。
このとき、編み地のてっぺんの一番上は栗で隠れるので、3段目から引き抜き編みをはじめて、段が切り替わっている(立ち上がり)箇所は、斜め下に針を移していくように次の段に進みます。
③栗は黄色の中細糸で編みます。
わの作り目で編みはじめ、1段目はこま編み6目を編みます。それ以降は、下表のように目数を増減させながら編みます。
最終段の目の頭に糸を通して、栗の形が平らになるように合わせ、巻きかがりします。これを、ふたのてっぺんに縫いとめます。
段数 | 目数の増減 |
10~11 | -6 |
5~9 | ±0 |
2~4 | +6 |
1 | 6 |
④マフィンカップは、茶色の並太糸で編みます。編み図をご確認ください。
わの作り目で編みはじめ、長編みとくさり編みで四角くカップの底から編んでいきます。4~6段目は目数の増減なく編み、7段目でふち編みをします。
カップが編めたら、金色の糸でくさりを25目を編み、そのまま続けて6段目の長編みの段に、引き抜き編みを編みつけていきます。
⑤6段目の目を引き抜きながら、ぐるりと1周したら、最後にもう一度くさりを25目編み、糸を切ります。糸端は、くさりの裏山に通して糸処理をします。
この25目のくさり2本をリボン結びしたらできあがりです。