こんなかぎ針編み作品です
こちらは、かぎ針編みで作るおせち料理の続編です。
今回も、かまぼこ、伊達巻きなど、オーソドックスなお品を編んでみました。黒豆と田作りは…もう少し編み足さないといけませんね・笑。
手まり麩はなんだかかわいくて、あれこれ作って、使ってみたくなってしまいます。
もうお正月に突入してしまうので、重箱づくりは来年かな。
ぎりぎりではありますが、作り方アップしますね。
使用糸とかぎ針の号数
中細のコットン糸(白、ピンク、黄色、ベージュ、黒、グレー)
手まり麩の模様用の糸(ピンク、緑、青など)
3号かぎ
毛糸針 必要に応じて刺繍針
ポリわた
できあがりサイズ
かまぼこ5×3cm 伊達巻き5×3.5cm 手まり麩直径2cm
編み図
作り方
[かまぼこ]
①かまぼこは、編み図をご確認ください。
くさり2目で作り目して編みはじめ、こま編みの往復編みをします。編んでいく方向に注意してくださいね。
②上の部分がピンク色のかまぼこは、7段目(最終段)だけ、ピンク色の糸に替えて編みます。
③同じものを2枚編みます。2枚目を編み終えたら、そのまま糸は切らずに、つづけて中長編みでマチを編んでいきます。
中長編みを編むときは、前段の目の向こう側1本だけをすくって、すじ編みをします。
かまぼこの上のアーチ部分は、目数の増減なく前段の目を拾って編み、底の部分も、拾い目が等間隔になるようバランスをみながら、適当な数だけ中長編みを編んでください。
ピンク色のかまぼこは、上のアーチ部分はピンク色の糸で編み、底は白糸に替えて、マチを編んでくださいね。
④かまぼこの1枚にマチが編めたら、編み終わりの糸端を長めに残して、もう一枚のパーツと合わせ、巻きかがりでとめていきます(完全に閉じてしまう前にわたを入れてください)。
このとき、上のアーチ部分は、もう一枚のパーツの、最終段の半目をすくってかがります。
[伊達巻き]
①伊達巻きも編み図をご確認ください。
くさり6目で作り目して編みはじめます。4段目は、長編みと中長編みを交互に編んでいきます。
②同じものを2枚編み、2枚目を編み終えたら糸は切らず、つづけてマチを編んでいきます。
マチは、2段目の目(とくさり目)の向こう側1本だけをすくって、中長編みでぐるりと1周します。
③マチが編めたら、編み終わりの糸端を長めに残して、この糸でもう一枚と巻きかがでとめます(閉じてしまう前にわたを入れてください)。
このときも、もう一枚のパーツの2段目の目は、マチ側の1本だけ(半目)すくってかがります。
[手まり麩]
①わの作り目で編みはじめ、1段目はこま編み6目を編みます。2段目以降は、下表のように目数を増減させながら編みます。
途中で中にわたを入れ、最終段の目に糸をとおしてしぼります。
②麩の土台ができあがったら、細めの毛糸や刺繍糸でお好みの模様をつけていってください。
段数 | 目数の増減 |
8 | 6(-6) |
7 | 12(-6) |
4~6 | 18(±0) |
3 | 18(+6) |
2 | 12(+6) |
1 | 6 |
[黒豆]
①わの作り目で編みはじめ、1段目はこま編み6目を編みます。
2段目で3目増し目し(前段の目1目おきに2目編み入れる)、3~4段目は目数の増減なく編みます。5段目では3目減らします。
途中でわたを入れ、最終段の目に糸をとおしてしぼります。
[田作り]
①くさり13目で作りめし、作り目のくさりの向こう側1本と裏山をすくって、下図のように編みます。
②①と同じものを2枚編み、巻きかがりで2枚をはぎ合わせます。
③編み地に刺繍して目をつけます。目は、2枚をはぎ合わせる前か後か、どちらかやりやすいほうでつけてみてください。
みなさんの作品
Ricoさんの「おせち料理(かまぼこ、伊達巻き、手まり麩)」
とても彩りよく仕上がりました。
もう一つのレシピ”海老”もすごいと思いましたが、こちらの小さな作品もとてもしっかり考えられているなと感動しました。
*Rico*Rico*Diary
http://ricocrochet.blog.fc2.com/
▶Ricoさんの個展ページ
みぃ。さんの「おせち料理(かまぼこ、伊達巻き、手まり麩)」
頑張りました
これからお重を買って詰め込みます