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こんなかぎ針編み作品です
秋の行事といえば、中秋の名月、お月見でしょうか。
そんな風習が、子どもたちの頭の片隅にもあるといいなと思い、かぎ針編みの月見だんごを作ってみました。
本物の食べられるおだんごも用意して、十五夜お月様を眺めたいな。
作品については、とりあえず形にしたくて作ったので、作り方の説明もわかりにくいと思いますが・・・。
それでも、というかぎ針編みに慣れた方は、アイデアのご参考程度にどうぞ。
いちおう編み図もご用意しています。
使用糸とかぎ針の号数
並太のコットン糸(白、ベージュ)
5号かぎ針
ポリわた
厚紙
できあがりサイズ
おだんご・・・直径4cm
三方・・・15cm×15cm(最大)
編み図
おだんご 編み図
三方の上(外側)編み図
三方の上(内側)編み図
三方の下(穴なし)編み図
三方の下(穴あり)編み図
作り方
[おだんご]
①わの作り目で編みはじめ、こま編みを6目編みます。
②途中でわたを入れ、12段目までおだんご 編み図のように編みます。最終段の目に糸を通してしぼります。おだんごは全部で15個作りました。
[三方の上・外側]
①こちらも、わの作り目で24目作ります。
②三方の上(外側)編み図のように、6段目までは長編みとくさり編みで、毎段16目ずつ増やしながら編みます。
③7段目はこま編みし、4つの角のくさり部分は、束にすくってこま編みを4目編み入れます。こま編みで一周し、糸を切ります。
④4辺はそれぞれ、糸をつけて27目拾いますが、1段目だけは、前段のこま編みの目の、向こう側の一本だけをすくって編みます。
⑤2~7段目はこま編みを編んで、7段目が終わったら糸を切ります。
⑥角になる4か所を、巻きかがりでとめます。
[三方の上・内側]
①わの作り目で20目作ります。
②三方の上(内側)編み図のように、6段目までは長編みで、毎段増し目をしながら編みます。
③7段目はこま編みし、4つ角の部分では、こま編み2目を編み入れます。こま編みで一周したら糸を切ります。
④4辺はそれぞれ、糸をつけて26目拾いますが、1段目だけは、前段のこま編みの目の、手前の一本だけすくって編みます。
⑤2~6段目はこま編みを編んで、6段目が終わったところで糸を切ります。
※台の上の外側と内側を巻きかがりでとめるのですが、その際、間に厚紙を入れるので、厚紙を入れたときちょうどよい高さになるよう、段数は調節してください。
⑥角になる4か所を、巻きかがりでとめます。
⑦台の上の外側と内側の間にはさむ厚紙を、形に合わせて作ります。
⑧外側と内側の間に厚紙をはさんで、こま編みはぎではぎ合わせます。外側と内側で目数が違いますので、調節しながら合わせていってください。
[三方の下・穴なし]
①くさりの作り目で19目を作ります。
②三方の下(穴なし)編み図のように、こま編みで目数の増減なく21段目まで編み、糸を切ります。これを3枚作ります。
※わたしが作ると、この目数と段数でちょうど正方形になるのですが、ゲージをみながら、正方形になる段数をみつけてください。
[三方の下・穴あり]
①くさりの作り目で19目を作ります。
②三方の下(穴あり)編み図のように、こま編みで目数の増減なく8段目まで編み、9段目からは丸く穴が開くように編んでいきます。これを2枚作ります。
③穴の周りをぐるっと一周、編地の裏(作り目の糸端が右にきている)からこま編みで17目拾います。
そのまま10段こま編みを編みます。
穴のある編み地は2枚ともこのように編み、この筒どうしを巻きかがりでとめます(右のイラスト参照)。
④③の左右に穴なしの編み地をこま編みはぎではぎ合わせ、底にも同様に穴なしの編み地をはぎます。
⑤中に入れる厚紙を作ります。
⑥編み地の中に厚紙とわたを入れて形を整え、台の上と、巻きかがりでとめます。
みなさんの作品
クマコさんの「月見だんごの三方」
以前編んだ鏡餅に三方を合わせたくて編みました。
鏡餅のサイズが大きかったため、上下のサイズを変更せざるえなくなりバランスが少々合っておりませんがなんとか形になったのです大満足です。
ところどころレシピ通りになっていない箇所も見受けられますがお許しを…。