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こんなかぎ針編み作品です
かぎ針編みでハンカチを作ってみました。
春は新生活がスタートする季節でもありますね。
身の回りのものを新調するように、普段づかいの小物を編んで新調してみるのも楽しいです。
こちらのハンカチは、水に強く吸水性も良いリネン糸で編んでみました。
お洗濯ができる、ちょっと丈夫な糸で編んでおくと安心です。
ハンカチは実用的で、色違いで何枚あってもいいアイテムなので、つい色替えを編みたくなってしまうかも。
母の日のプレゼントや、身近な方へのプチギフトにしてもいいですね。
小さいので短時間で完成させられつつも、ふち編みもていねいに編みますので、完成すると達成感のある作品です。
お手持ちの糸の太さに合わせてサイズ調整もできますので、サイズアレンジ方法を一番最後に載せました。
正方形だけでなく長方形にすることもできるので、かごカバーやマルチクロス、ランチマットにも応用できますよ。
ぜひ、お好みの糸とサイズで編んでみてくださいね!
使用糸とかぎ針の号数
[ピンク]
ニュー フレスコリーノ フィーネ(中細程度 50g玉巻き約150m)…30g
針…5号かぎ針
[ライトグレー]
ニュー フレスコリーノ グランデ(並太程度 50g玉巻き約120m)…45g
針…6号かぎ針
※廃番糸ですみません。
できあがりサイズ
ピンク: 縦 21cm × 横 21cm
グレー: 縦 23cm × 横 23cm
編み図
ていねいに編むハンカチ 編み図(PDF)
※3枚目はサイズアレンジ例の編み図になります。
作り方
作り方説明とあわせて編み図もご確認ください。
ここでは編み図1~2枚目の編み方をご説明します。
①くさり43目で作り目をして編みはじめ、1段目は作り目のくさりの向こう側1本と裏山を拾って編みます。
往復編みで22段目まで編み、23段目は長編みを編み入れる数が3目になるので気をつけてください。
23段目を編み終えたら、糸は切らずにつけておきます。
②2枚目の編み図の左上の位置から、ふち編みをはじめます。
ふち編み1段目で、本体のくさりや、長編みの目(編み図・右側)にこま編みを編むときは、束にすくって編みます。
ふち編み2段目の長編み2目一度も、前段(ふち編み1段目)のくさりは束にすくって編みます。
ふち編み3段目を編み終えたら、糸を切ります。
サイズアレンジのしかた
この作品は、ハンカチ本体の作り目の数と、編む段数を変えることでサイズ調整が可能です。
微調整はしにくいのですが、サイズを大きくしたり、小さくしたり、正方形ではなく長方形に編むこともできます。
横幅のアレンジ
以下の方法で横幅をアレンジすると、ふち編みをした際にも目数が合います。
基本サイズのハンカチ本体は、作り目が「6目×7模様 + 1 = 43」目になっています。
基本サイズをもとにして横幅を調整する場合は、基本サイズの作り目の数に「12目(6目×2模様)」を1セットとして、目数を増減させてください。
例えば、編み図PDFファイルの3枚目に掲載している、大きめアレンジ例も同じ方法でサイズを調整しています。
大きめハンカチの作り目は、「6目×9模様 + 1 = 55」目になっています。
これは、基本サイズの作り目の数「43目」に12目を足した数になっています。
逆に、横幅を小さくしたいときは、基本サイズの43目から12目単位で目数を減らしていってください。
1段階小さくする場合、「43-12=31目」が作り目の数になります。
別の確認方法としては、模様の数が3模様、5模様、7模様、9模様と、奇数になっていればOKです。
高さのアレンジ
高さは、6段1セットで調整すると、ふち編みをする際に目数が合います。
ここでも、編み図PDFファイル3枚目の大きめアレンジ例をもとにご説明すると、基本サイズが23段目まで編んでいるのに対し、大きめアレンジではそれに6段足した29段目まで編んでいます。
小さくする場合は、6段引いた17段目まで編む、といった要領です。
最終段のみ編み方が違っているので、サイズ調整した場合も、最終段は基本サイズの23段目の編み方をしてくださいね。
正方形を維持したサイズアレンジ
ここまでのご説明のように、横幅を変える場合は12目1セット、高さを変える場合は6段1セット、でサイズ調整をします。
正方形を維持しながら全体のサイズを調整する場合は、横を1セット分増減させたときは、縦も1セット分増減させる、といった調整をしてみてください。
ただ、この方法で、サイズをどこまでも大きくしたり小さくしたときに、正方形を維持できるかどうかは確認していませんので、その点はご了承ください。
みなさんの作品
まろたんさんの「ていねいに編むハンカチ」
初めてコットンヤーンを編んでみました。毛糸はダイソーの「コットナブル」です。一玉でちょっと余るくらいです。最初編みにくく感じましたが、手の中で小さな編み目が並んでいくうちに、完成が楽しみになり、なんだか可愛く思えてきました。レシピ名通り「ていねいに編む」ことでたどり着ける達成感ですね。きっとまた何度も編みます。素敵なレシピ、いつもありがとうございます!