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こんなかぎ針編み作品です
かぎ針編みの伸縮性の仕組みって?と考えながら、ハンドウォーマーを編んでみました。
手元足元のアイテムを編んで使ってみた感覚だと、どちらかというとレッグウォーマーよりもハンドウォーマーのほうが、伸縮性があるとうれしいかなと感じました。
このハンドウォーマーは、かぎ針編みの編み地にしては伸縮性があるほうで、さらに目数も増減させて、フィット感のあるデザインにしてみました。
私は手が小さめなのですが、私よりもけっこう手が大きい息子に試着してもらってもきつくないと言っていましたので、比較的適応範囲は広そうです。
使用糸は、どうしてもこの色がほしくなってしまった、一目ぼれの糸。
ダルマさんの「やわらかラム」です。
こちら合太になるようなので、もし手がきつめの方が大きめに編みたい場合は、並太糸を使ったりすると、さらにサイズ調整可能かと思います。
ぜひお気に入りの糸を見つけてみてください。
使用糸とかぎ針の号数
ダルマ やわらかラム col.28(30g玉巻 約103m)1個
・・・ギリギリ1玉でした
6号かぎ針
できあがりサイズ
縦 16cm × 横(最大)9.5cm
編み図
作り方
①伸縮性のある作り目で、36目作ります。
「伸縮性のある作り目」の動画解説ページがありますのでご参照ください。
②1段目は長編みの交差とこま編みで1周します。
③2段目の編みはじめは、編み図に★印で示しているところ(前段のこま編みと長編みの下の空間)に針を入れて一度糸を引き抜き(空間に針を入れて引き抜き編みをするイメージ)、そのあとくさり3目で立ち上がります。
空間に針を入れて編むのは、前段のくさりを束にすくうときに近い感覚です。
2段目以降の長編み交差の長編みを編む際にも、この要領で「前段のこま編みと長編みの下の空間」に針を入れて編みます。
11段目まで目数の増減なく編みます。
④編み図の背景に色を付けてある段は、1模様の目数が変わります。
12段目から増し目し、17段目の途中で、親指穴を開けるためのくさり7目を編みます。
右手と左手でくさりを編む位置が違うので、編み図でご確認ください。
⑤18段目で親指穴のくさりから目を拾う際は、くさりの向こう側1本と裏山をすくって編みます。
⑥19~21段目と22~23段目も、それぞれ1模様の目数が変わりますので編み図でご確認ください。
23段目を編み終えたら糸を切ります。
⑦糸処理の際は、伸縮性のある作り目の下側の編み地が離れているところをつなぐように処理します。
みなさんの作品
ちはるさんの「ハンドウォーマー」
Roniqueさんの作品が大好きです。今回はハンドウォーマーを作りました。手首までカバーできるサイズなのでとても暖かいです。残りの糸をつかって【無料編み図】レトロなポーチも作りました。ハンドウォーマーのサイズに合わせて作ったのでセットで使っています。
次はマフラーを作ろうかな、と思ってます。これからもステキな作品を楽しみにしています!
秋冬に編みたいレシピのご紹介
有料編み図「ノーブル角座」
テレワークやお部屋での時間をいっそう快適にしたくて、インテリアに馴染む座布団を考えました。座り心地が気持ちよくて、通年アイテムになりそうです。お財布にやさしい糸で編んでいるので、気兼ねなく使える角座かなと思います。
有料編み図「フレキシブル・ウォーマー」
こちらも伸縮性のある作り目で編みはじめる作品です。編み地がしっかりしていて、足首のほうにずり落ちにくいレッグウォーマーですよ。
応用例としてネックウォーマーの編み方も掲載。1色でも雰囲気のある編み地なので、ぜひ違いを楽しんでください。