こんなかぎ針編み作品です
かぎ針編みの往復編みでシンプルなコースターを作ってみました。
こま編みベースの模様編みです。
ふち編みをしなくてもいいように、ちょっとだけ工夫をしています。
とてもベーシックなアイテムなのに、これまでコースターのフリーレシピがないことに気がついて編んでみたのですが、かぎ針編みのコースターは我が家での活用度も高め。
編み足すのにちょうどよい機会になりました。
持ち手が熱々になった両手鍋をつかむときなどは、私は手が小さいせいもあって、大き目の鍋つかみを出さなくても、こんなコースターが2枚あれば、ちゃちゃっと間に合ってしまいます。
キッチンでのヘビーユーズ用とお客さま用を両方編んでも、小さいので片隅に収納できそう。
糸を変えたりすると量産も楽しめるかなと思います。
2色の糸を引き揃えても、どんな色の編み地になるかワクワクしますね。
こちらは極太糸を使用して編みました。
すき間が少ない編み地にはなっていますが、熱いものをつかむ可能性がある場合は、糸が細くて熱さが伝わってしまうと心配なので、太めの糸を使ってみてくださいね。
使用糸とかぎ針の号数
パピー ブリティッシュエロイカ(col.134)10g
8号かぎ針
できあがりサイズ
縦 10.5cm × 横 10.8cm
編み図
作り方
作り方説明とあわせて編み図もご確認ください。
①くさり15目で作り目します。
こちら極太糸を使用しているので、もう少し細い糸で編む際に目数を増やす場合は、+4目ずつ増やしてみてください。
正確には、作り目の数が「4の倍数+3」目になっていればOKです。
私が編んだ15目は、4×3+3 になっているので、1模様増やすとしたら、4×4+3 にして19目で作り目する、という考え方です。
1段目だけわに編んでおり、編み図の一番下に逆さに書かれている記号の箇所が、作り目につづけて編む1段目の前半部分になります。
この1段目の前半では、作り目のくさりの向こう側1本と裏山をすくってこま編みをします。
この記号の箇所では、前段(もしくは作り目)の1目に、こま編み3目を編み入れます。
②1段目後半のこま編みは、前半ですくわなかった、作り目のくさりの残り1本をすくって編みます。
③2段目以降は、わに編まず、往復編みで目数の増減なく編みます。
13段目まで編んだら糸を切り、糸処理します。
④編み終わったときは、下の画像のように編み地の端がくるんとしていますが、スチームアイロンを浮かせてかけると編み地が落ち着きます。
スチームアイロンのかけ方のページもご参照ください。