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こんなかぎ針編み作品です
こんなものを作るのは、かなり物好きだ、と思いながら・・・作ってしまいました。
かぎ針編みで編みくるんで作ったくす玉です。
おりがみ遊びをしているときに、兄が「ちぎったやつを、ぱらぱら~ってやりたい」発言。
紙ふぶきとかくす玉って、案外お目にかかれないものだなぁと思えてきました。
紙をちぎるとなると、それを散らすことよりも、つい後片付けのことばかり考えてしまいます。
でも、小さいくす玉なら片付けもちょっと楽そう!
くす玉が開くときのわくわく感は、大人にも残っていますよね。
どこか懐かしいくす玉を、ガチャガチャのカプセルを利用して作ってみました。
これもお祝いツールとして、使ってあげようかな。
幸い、子どもたちにはかなりウケがいいです!
中の「おめでとう」は、本当は布で作りたいなと思います。
とにかくせっかちなわたし、先にページをアップしてしまいました。
そのうち、垂れ幕だけ作り直そうかな。
使用糸とかぎ針の号数
中細くらいのリネン&コットン糸
3号かぎ針
ガチャガチャのカプセルのふた(段差がないほう) 2個
飾り用に使うリボンやはぎれ、たれまくの紙、わりばし
マジックテープ
紙ふぶき用のおりがみ
できあがりサイズ
閉じたときの直径 8cm
作り方
①わの作り目で編みはじめ、1段目はこま編みを6目編みます。
②下表のように目数を増減させながら、すべてこま編みのわ編みをし、途中でカプセルを入れてサイズ感を確かめながら編み進めてみてください。
ちなみにこちらは、糸は「フラックスS」を使用し、3号かぎ針できつめに編んでいます。
左下の写真は、19段目まで編んで、カプセルを入れてみたところです。ここからつづけて、内側に折り込む部分の編み地を編んでいきます。
30段目以降は目を減らしていきますが、編み地が閉じて入らなくなる前に、カプセルを編み地の中に入れておいてください。
③くす玉をつるす糸ですが、今回使ったカプセルには4つほど小さな穴が開いていたので、その穴のところに糸を通しました。
このようにする場合、カプセルを編み地ですっかり包んでしまう前に、とじ針でこの穴に糸を通しておいたほうが楽かと思います(できあがったあとで外側から穴をさぐり当てるのはけっこう大変でした)。
段数 | 目数の増減 |
30~38 | -6 |
11~29 | ±0 |
2~10 | +6 |
1 | 6 |
③最後の段まで編んだら、糸端を最終段の目に通してしぼります。
④くす玉が2つできあがったら、くす玉をつるす糸を、中心よりも少し上よりにつけます(くす玉づくりのサイトなどを参照しました)。
⑤くす玉のつなぎ部分を糸で縫いとめます。巻きかがりのような感じで1.3cmほど縫いました。あまり長く縫いとめてしまうと、くす玉の開きが悪くなります。
⑥⑤で縫いとめた糸の中をくぐらせるように、くす玉を割るときに引っ張るひもを通します。
⑦くす玉の内側に、飾りのリボンや小さな垂れ幕などをつけます。
私ははぎれを使って、ミニミニ・フラッグガーランドと、ちょうちょみたいなリボン、バイアス布を細く切ったもの、などをつけてみました。
垂れ幕の紙の一番下には、わりばしをおもりとして貼り付けましたが、きっと紙が半紙くらいの薄さじゃないと、ピシッと伸びないみたいですね。
⑧くす玉のカプセル同士をとめておくためのマジックテープを、下の端につけます。あまりたっぷりつけてしまうと開かないので、ごくごくわずかにしました。2.5cm×4mmくらい。このへんは開き具合と合わせて確かめてみてください。
⑨できあがったら、何度か試運転して、オッケーであれば紙ふぶきを入れます。紙ふぶきがあると、割ったときの感動がぐっと大きくなりますよ!