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こんなかぎ針編み作品です
かぎ針編みで作る、クロッシェ・スイーツの魅力にはまりつつあります。
色がきれいなことも楽しさのひとつでしょうか。
見た目もおしゃれで、味もおいしいケーキを次々と作り出すパティシエってすごなぁ、と思いをはせながら、試行錯誤した結果、この形に落ち着きました。
これから、世の中のスイーツがいっそう気になりそうです。
土台のケーキは並太で編んでいるので、別レシピのケーキ小箱より、ずっと早く完成しますよ。
イチゴショートの次は、柑橘系フルーツを入れてみました。
飾りのフルーツは、土台より繊細にしたくて中細で編んでいます。
使用糸・材料とかぎ針の号数
並太のコットン糸(白、茶色)
中細のコットン糸(緑2種類、黄色、オレンジ、生成り、黒、赤、濃紺)
チョコの刺繍用の糸(金)、飾りをとめるミシン糸
3号/5号かぎ針(中細に3号、並太に5号を使用)
とじ針、縫い針
ポリわた
できあがりサイズ
直径8cm 高さ6cm
編み図
作り方
①ケーキの土台を編みます。
わの作り目で編みはじめ、1段目はこま編み6目を編みます。
2段目以降は、下表のように目数を増減させながら編みます。
8段目と14段目は、前段の目の向こう側1本だけをすくって、すじ編みをしています。
閉じてしまう前に、中にわたを入れてください。20段目を編み終えたら、最終段の目に糸を通してしぼります。
段数 | 目数の増減 |
15~20 | -6 |
14 | -6(すじ編み) |
9~13 | ±0 |
8 | ±0(すじ編み) |
2~7 | +6 |
1 | 6 |
②ケーキ土台は、編みはじめ側が上、編み終わり側が底、になるように使いました。
ケーキ土台の上側に糸をつけて、ホイップクリームをイメージしたポップコーン編みを、1周編みつけていきます。ここでは12個編みました。
このとき、ケーキ土台のふちを手前側に持ち、適当な箇所で引き抜き編みをして糸を引き出してから編みはじめます。
編み方は、ページ下にある、生クリームの編み方の画像つき解説 をご覧ください。
ポップコーン編みの個数や、つける位置は参考程度に考えていただければと思います。
中長編みの玉編みなどをしてみてもよいかと思いますので、適宜アレンジしてください。
③次に、飾りつけ用のラズベリーとブルーベリーを編みます(2つとも同じ編み方をしています)。
わの作り目で、1段目はこま編み6目を編みます。
2段目以降は下表のように目数を増減させながら編みます。編み地を閉じる前にわたを入れてください。
5段目まで編んだら、最終段のこま編みの目に糸を通してしぼります。
段数 | 目数の増減 |
5 | -6 |
3~4 | ±0 |
2 | +6 |
1 | 6 |
④キウイ、みかん、レモンは、編み図をご確認ください。
わの作り目で編みはじめ、1段目は糸の色を替えながら長編みをします。
2段目まで編んだら、編み地を半分に折って、引き抜きはぎでとじます。
キウイは黒い糸で種の刺繍をします。
⑤真ん中に飾っているチョコレートは、こま編みの往復編みでお好みの大きさになるように編んでみてください。
ちょうどいい長さになるように、くさりの作り目をして、バランスよいところまでこま編みの往復編みをします。
チョコレートに「メリークリスマス」「ハッピーバースデー」など、お好きな文字を刺繍して飾ればできあがりです。
ほかにも、別ページのレシピ「ケーキ小箱」にのせているイチゴを飾るなど、トッピングのアレンジを楽しんでみてください。
画像つき解説
ここでは、ケーキの土台に、ホイップクリームに見立てたポップコーン編みを編みつけていく方法を解説します。
①ケーキの土台のこま編みの根元に、写真のように針を入れて、引き抜き編みをします。
②引き抜き編みにつづけて、くさりを3目編みます。
③1つ目のくさりの根元あたりに長編みを4目編みつけます。
④1つ目の長編みができたところです。
⑤長編み4目が編めました。
ここからくさりを1目編んだら、ポップコーン編みが1つ完成です。
⑥ポップコーン編みが1つできたら、適当な場所で引き抜き編みをします。
⑦引き抜き編みにつづけて、くさり3目を編み、そのあとは同様にポップコーン編みを編んでいきます。
編み終わりは、最初の目の根元あたりの目立たない場所で引き抜き編みをして終わります。