こんなかぎ針編み作品です
かぎ針編みのモチーフ2枚でポーチを編んでみました。
クラッチバッグを小さくした感じの、ラフィア風素材で編んだぺたんこポーチです。
こんな夏素材で編む、シンプルな作品が大好きです。
このポーチのポイントは2つ!
その1、中に仕切りがついていること。
仕切りがある分、持ってもしっかりしていて、その上軽いですよ。仕切りもモチーフでできていて、仕立てる際に挟むだけです。
その2、立ち上がり位置が目立たないこと。
どこから見ても仕上がりがキレイなのは、実はかなり良い気分。
ファスナーがちょっと大変?!と感じられたらごめんなさい。
ただ、ファスナーにしておけば集金袋のようにお財布っぽく使うこともできます。
ペンケースやお化粧ポーチにもちょうどよいサイズですよ。
通帳は余裕をもって入りますが、母子手帳までは入らない、というサイズ感です。私はイベントの会計袋にしようかなーと思いつつ、まだ迷っています。
みなさんもぴったりの使いみちを探してみてくださいね。
使用糸とかぎ針の号数
マニラヘンプヤーン[col.507/ストロー] …37g(2玉)
7号かぎ針
ファスナー(黒/20cm/ハサミでカットできるタイプ)…1本
テグス(1号)…少々
縫い針
できあがりサイズ
平置きで、横20.5cm 縦12cm
編み図
作り方
作り方とあわせて、編み図もご確認ください。
①ポーチの中仕切り用のモチーフから編みます。
くさり18目で作り目して編みはじめ、1段目のこま編みは、前半は作り目のくさりの向こう側1本と裏山をすくって編み、後半は前半ですくわなかった残りの1本をすくって編みます。
段の編み終わりの角は、中長編み1目をくさり2目に見立てており、ここでは立ち上がり目に針を入れて中長編みを編みます。
②2段目の編みはじめは、立ち上がりのくさりを編み、先ほどの中長編みの目を束にすくってこま編みを1目編みます。
毎段、角で増目しながら7段目まで編みます。7段目の編み終わりだけ、中長編みではなく、くさり2目を編んで立ち上がり目に引き抜きます。ここまで編んだら糸を切ります。
③ポーチ本体を編みます。
くさり6目で作り目し、①の中仕切りと同じ要領で16段目まで編みます。こちらのモチーフも16段目だけ、編み終わりはくさり2目を編んで立ち上がり目に引き抜きますが、そのあと糸は切らずにつけたままにしておきます。
④次に、ポーチの脇をはぎ合せます。
編み図に詳しく記してありますので、そちらもご確認ください。
編み図にあらわした図のように、モチーフを組み合わせて重ね、ポーチ本体の糸でつづけて、片側のふちを引き抜きはぎしていきます。
このとき、ポーチ口のくさり編みの部分とこま編み3目(編み図のピンク色記号)は、中仕切りを挟まずに引き抜き、その次の目からは編み地3枚が重なっているので、3枚を貫くように針を入れて、引き抜きはぎします。
ポーチの一番底の2目も、仕切りを挟まずに引き抜きはぎをします。
⑤反対側のふちは、ポーチ底から糸をつけて、引き抜きはぎをはじめます。
脇をはぎ終えたら、その糸でつづけて、ポーチ口の片側の編み地1枚に引き抜き編みをしていきます。
その際は、袋状になっているポーチの内側を表に見ながら(ポーチ外側に、引き抜き編みの目の裏が出るように)引き抜き、糸を切ります。
⑥もう一方のポーチ口は、糸をつけて同様に引き抜き編みをします。
⑦ポーチ口に合わせてファスナーをカットし、返し縫いで縫い付けます。力のかかる両端は特にしっかり縫っておいてください。