ここでは、かぎ針編みのバッグや袋もの作品の無料編み図をご紹介しています。
かぎ針編みといえば、はやりバッグ! 伸びにくくしっかりとした編み地に仕上がるので、使い心地も良く、編んだあとも楽しいアイテムです。
トートバッグやポーチ、巾着など、いろいろな作品がありますので、ぜひご覧ください。
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これまでに、数えきれないほど、かぎ針編みのバッグを編んできました。
自分でデザインを考えて編むようになってからも、もちろん思い入れのある作品はあるのですが、まだかぎ針編み初心者時代に、本の中で出会った印象深いバッグがあります。
初心者時代は、図書館から編み物本をたくさん借りてきて、好みの作品をいくつも編んでいました。
なので、本の名前はほとんど覚えていないのですが、何かの本に載っていた、かぎ針編みのバッグ。
ナチュラルなきなり色の糸で編まれていて、こま編みと模様編みが交互に繰り返されてボーダー柄になった、持ち手一体型の横長バッグでした。
シンプルで編み地も素敵で、そのデザインに一目ぼれです。
もちろん、このバッグが載った本も借りてきて編もうとしたのですが、模様編みの編み方が、編み図と添え書きを見ても、う~ん、分からない!手を止めてしまいました。
そして、その頃、実家に帰省したのだったか記憶もあいまいなのですが、かぎ針編みはやらない(レース編みはする)母に、この記号の編み方が分からないんだよね、なんて話をしたのかもしれません…。
そのうち母が、そのバッグを編んで完成させていて、ちゃんと模様編みも本の通り!すごく気に入って愛用していたのです。
もっぱら棒針編みの母が、かぎ針編みでバッグを編んだことには驚きでしたが、先にも後にも、バッグを編んだという話は聞いていません。
それ以前に、気に入ったデザインじゃないと絶対に編まない母なのです。
たまたま私がドンピシャで好みだったバッグを、母もこんなに気に入っていたなんて、親子って好みが似ているものですね。
私がそのバッグを編めたかどうかというと、答えはイエス!
母に教えてもらったおかげで、無事完成させることができました。
そしてそのバッグは、ちょうど機会があって、母の妹(私の叔母)にプレゼントしたという、身内つながりの作品となりました。
作品とともに思い出があるというのは、手づくり好きの共通点ですよね。
レシピの一つひとつも、大切に作っていきたいなと、あらためて感じます。