かぎ針編み作品のパーツとして、そして作品に長めのひもなどを使うときなどに、スレッドコードという言葉を見かけることも多いのではないでしょうか。
スレッドコードは、くさり編みよりも目が詰まっていて太く、三つ編みよりも立体的なひもを編むことができます。
くさり編みに引き抜き編みをした編み地に少し似ていますが、長く編むときは、スレッドコードを編むほうが楽なので、必要な長さによって使い分けてもいいかもしれません。
かぎ針編みは、糸玉につながった糸だけを使って編み進めますが、スレッドコードを編む際は、糸玉につながっている糸と、あらかじめ引き出しておいた〝スレッドコードとして編みたい長さ〟の3倍の長さの糸、との2本を使いながら編み進めていきます。
スレッドコードは、かぎ針編みの巾着のひもとしてもぴったりな太さで、当サイトのレシピにも登場します。
覚えておくととても便利で、作品づくりの幅も広がりますので、初めてという方もぜひトライしてみてくださいね。
動画解説
画像解説
親指側の糸は、最初に用意しておいた「編みたい長さの3倍の長さの糸」につながっています。
もう一方の、人差し指側の糸は糸玉につながっています。