フランス語で〝いびつな〟という意味の、かぎ針編みのピンクッション
かぎ針編みで手芸道具のピンクッション、「ビスコーニュ」を編んでみました。
ビスコーニュというと、とても素敵な刺繍の作品が思い浮かびます。
どういうつくりになっているのか気になって調べてみると、思った以上にシンプルでした。
フランス語で〝いびつな〟という意味を持つというのも面白いです。
そんな、本来布でつくるビスコーニュを、かぎ針編み作品にしてました。
きっと、編み図を見ると「え、これだけ?」と思うのではないでしょうか。とても簡単です。
時間もかからないので、ついいくつも編んでしまいました。
糸は少しずつしか使わないので、あまり糸を活用して楽しんでもいいですね。
ご自身用はもちろん、お友達への小さな贈り物にもいかがでしょうか。

この作品は、裏表で色を変えて楽しむこともできます。
上の写真は、グレイッシュピンクのクッションの表と裏です。
裏側を表として見ながら引き抜き編みをしていて、ピンク側に引き抜き編みのラインが出ています。
このラインをワンポイントにしてもいいですね。
濃ピンクとグレーのタイプだけ、閉じ方が違っていて、こちらはふちがくっきり。
どちらも手間はあまり変わりませんので、お好みに合わせて編んでみてください。
「クロッシェ・ビスコーニュ」の準備・必要な材料
使用糸・材料とかぎ針の号数
合太程度のウール糸 お好みで数色
ポリ綿 適宜
3号かぎ針
※編み地がキツめになるよう、糸に対して少し細い針を使用しています。
「クロッシェ・ビスコーニュ」の編み図|かぎ針編みパターン
レシピのご利用前に「利用規約」のご一読をお願いいたします。
「クロッシェ・ビスコーニュ」の詳しい作り方・手順
作り方は、以下の説明とともに編み図もご確認ください。
①わの作り目で編みはじめます。毎段、表裏を返して編みます。
②2段おきに色を変えて編み、8段目はすべてこま編みをします。同じモチーフを2枚編みます。配色は、お好みで変えていただいても大丈夫です。
③編み終えたら、最終段が表となるほうを表と見て、表に出ている糸はすべて裏側に引っ張り出します。
糸処理は、滑りのよい糸や、気になる方はされてもよいかと思いますが、写真で使用のウール(引っ掛かりのある糸)の場合、
裏側にまわしたまま特に糸処理せず、中綿の一部として使っています。
④編み図に線で示したように、1枚のモチーフの角と、もう1枚のモチーフの辺の中心を合わせて、引き抜きはぎではぎ合わせながら1周します。完全に閉じてしまう前にワタを入れてくださいね。
※濃グレーとワインレッドのタイプはこま編みはぎをしています。お好みでどちらかお選びください。
⑤閉じ終わったら、クッションの中心部分をへこませます。
とじ針に糸を通し、糸が抜けないように編み目に数回糸を通してから、モチーフの表側の中心に玉留めをします。
つづけて糸を裏側に渡し、中心をへこませるように少し糸を引いて同様に玉留めをします。
玉留めが編み地の中に抜けてしまわないよう、5回くらい糸を巻いて玉留めすると安心かと思います。
編み地の隙間の具合を見て糸を巻く回数を調整してみてくださいね。
