こんなかぎ針編み作品です
手のひらサイズのタルトを、かぎ針編みで作ってみました。
こちらは、タルトカップに入ったクリームをチョコレートカラーにしてみました。
トッピングをずいぶん迷ったのですが、世の中のタルトはいちごが使われることが多いようです。
やっぱりスイーツにいちごは欠かせないのですね。
ということで、今回もいちごなんですが、ちょっと形を変えて、たて半分に切ったイメージにしてみました。
別ページにあるケーキ小箱のように、ホールのいちごをのせてもいいと思います。
使用糸とかぎ針の号数
並太のコットン糸(ベージュ、こげ茶)
中細のコットン糸(赤、紺、白)
3号/5号かぎ針(中細に3号、並太に5号を使用)
パーツ縫いとめ用のミシン糸と縫い針
ポリわた
できあがりサイズ
直径8cm 高さ3.5cm
編み図
作り方
①並太のベージュの糸で、タルトカップを編みます。
わの作り目で編みはじめ、1段目はこま編み6目を編みます。
7段目まで、毎段下表のように増し目しながら、カップの底を編みます。
8~11段目が側面になります。
8段目は、前段のこま編みの目の向こう側1本をすくって、すじ編みをします。
最終段の11段目は、バックこま編みを編みます。
段数 | 目数の増減 |
11 | 42(±0) バックこま編み |
9~10 | 42(±0) |
8 | 42(±0)すじ編み |
7 | 42(+6) |
6 | 36(+6) |
5 | 30(+6) |
4 | 24(+6) |
3 | 18(+6) |
2 | 12(+6) |
1 | 6 |
②タルトカップに入れるチョコレートクリームを、こげ茶色の並太糸で編みます。
こちらも、わの作り目で編みはじめ、7段目まで毎段増し目をします。
チョコレートクリームは、こま編みの編み地の裏側を表として使います(このほうが形がきれいなので)。
①で作ったタルトカップの中に、チョコレートクリームを入れて縫いとめます。
閉じてしまう前に、間にクリームの空洞部分にわたを入れます。
段数 | 目数の増減 |
8~9 | 42(±0) |
7 | 42(+6) |
6 | 36(+6) |
5 | 30(+6) |
4 | 24(+6) |
3 | 18(+6) |
2 | 12(+6) |
1 | 6 |
③飾りつけしているフルーツは、それぞれ、いちごの編み図とブルーベリーの編み図をご確認ください。
いちごは8個、ブルーベリーは5個編みました。タルトに飾ってみて、必要な個数を編んでみてください。
④飾りつけしている生クリームの編み図はこちらです。
わの作り目で編みはじめ、1段目は中長編みを7目編みます。2段目は、前段の中長編みに「中長編み1目、長編みの表引き上げ編み1目」を編み、増し目します(+7目)。
なかなかちょうどよい大きさにできあがらず、苦肉の策でこの編み方に落ち着きました。ちょっと編みにくいかもしれませんが、どうかご容赦ください。
⑤ベースのタルト(タルトカップ + チョコレートクリーム)に、いちごとブルーベリーと生クリームを縫いとめたら完成です。