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こんなかぎ針編み作品です
著書「レース針でクロシェジュエリー」の出版を記念して、ビーズ編みネックレスの無料編み図をつくりました。
こちらの作品も編み方動画つきです!
編みやすい作品なので、ビーズ編みってどう編むのだろうと、とっつきにくく感じている方もぜひトライしてみてください。
このネックレスは、同じ編み方を繰り返しながら、お好みの長さになるまで編み進めて、最後に編み地を輪にします。
写真の作品は合細くらいのリネン糸と丸小ビーズを使用しました。
こちらは華奢な印象ですが、合太くらいのウール糸と丸大ビーズで編んでもかわいく仕上がりますよ。
余り糸でも編めてしまう作品なので「レース針でクロシェジュエリー」の使用糸が余ったときにも思い出してみてください。
糸使用量は今回のリネン糸で9mくらいでした。
そしてこちらのリネン糸バージョンの作品は、「レース針でクロシェジュエリー」と同じレース針2号(1.50 mm)で編むことができます。
お手元にない場合、かぎ針3号で代用してみてください。
ぜひ、糸×ビーズのお色合わせも楽しんでいただければと思います。
編みやすい作品をきっかけに、ビーズ編みの世界をのぞいていただけるとうれしいです!
使用糸・材料とかぎ針の号数
後生産業 Chanvre シャンベル(40g玉巻220m)
Col.7(スモークピンク)、Col.9(ヴィオレグレー)・・・各2g
TOHO蔵出しビーズ 丸小
PF554(メタリックピング)、PF2102(銀引きブルー)・・・各135個
レース針2号
できあがりサイズ
全長 67 cm 幅 8 mm
編み図
作り方
作り方説明とあわせて編み図もご確認ください。
この説明の下に、編み方動画もご用意しています。
①ビーズ針に糸を通し、糸にビーズ135個を通しておきます。
ビーズの数は厳密ではなくてもOKなので、足りなくならないように通しておいてください。
特に、長めに仕上げたい場合は多めに通しておいてくださいね。
②くさり8目で編みはじめます。
最初の目の向こう側1本と裏山を拾って引き抜き、くさりを輪にします。
ここからくさり1目で立ち上がります。
輪にしたくさりを束にすくってこま編みを編みますが、このときビーズを1目編み込みます(これ以降「ビーズ入りのこま編み」と言います)。
これを繰り返し、ビーズ入りのこま編みを全部で5目編みます。
これでビーズ飾りが1つ完成です。
③つづけて、くさり5目(ビーズ飾りとビーズ飾りの間にあるくさり)を編み、さらにくさり8目(ビーズ飾りの土台の輪にするくさり)を編みます。
このくさり8目の最初の目の向こう側1本と裏山を拾って引き抜き、くさりを輪にします。
④くさり1目で立ち上がり、ビーズ入りのこま編みを5目編みます。
⑤②と③を交互に繰り返しながら、ビーズ飾りが27個になるまで編み進めます。
ビーズ飾りを編む個数を変えて、長さをアレンジすることができます。
⑥最後のビーズ飾りが編めたら、つづけてくさりを5目編みます。
1つ目のビーズ飾りに針を入れて引き抜き、編み地を輪にしたら完成です。
※輪にしようとしたとき編み地がねじれてしまう場合は、先にスチームアイロンを浮かせてかけ、編み地を整えてから引き抜き編みをするのがおすすめです。
関連作品のご紹介
24種類のジュエリーの編み方を掲載。
全作品にポイント解説動画付きです。
レース針と細糸で編むビーズクロシェの手法をまとめた書籍です。
普段づかいしたい定番ジュエリーや応用して活用できるモチーフなど、色違いでいくつも編みたくなる作品を、アレンジのヒントとともにご紹介しています。