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こんなかぎ針編み作品です
方眼編みの透け感が涼しげな、かぎ針編みのメッシュバッグです。
方眼編みは、初心者さんにも編みやすいかぎ針編みの代表的な模様編みの一つですね。
くさり1目の方眼編みとくさり2目の方眼編み、どちらも便利で頻出の編み方ですが、今回はスクエアなマス目にしたくてくさり2目の方眼編みを選んでみました。
糸割れしにくいコットン糸で編んだので手もすいすい動いて、方眼編みってやっぱり楽しいなと、実感を新たにしています。
このバッグのポイントは、四角底になっていてマチがあること。
底は、ぐるぐると立ち上がりをつけずに編んでいます。
持ち手の位置は自分で調整しちゃいますよ、という方は、底の大きさがお好みのサイズ感になるようにアレンジされてもいいですね。
マチがあると、中にある程度物を入れても収まりがいいので、メッシュバッグのわりには形もキープできそうです。
中身がちょっと透けるので、私は中に毛糸を入れてプロジェクトバッグにしたいなぁと想像しています。
ぜひ気分の乗るお色を探して編んでみてください!
使用糸とかぎ針の号数・材料
スキー シティコットン100(25g玉 約80m)・・・39g(2玉)
針・・・4号かぎ針
むっちりとしていて手にやさしい感触のコットン糸です。
とても編みやすく仕上がりもきれいです。
できあがりサイズ
平置きで、縦19.5cm × 横24cm
底 縦10.5cn × 横13.5cm
ショルダーひも 29cm
ゲージ
10cm平方で、縦10模様 × 横10.3模様
編み図
作り方
作り方説明とあわせて編み図もご確認ください。
①くさり10目で作り目をして、バッグ底から編みはじめます。
作り目のくさりに編む長編み(前半)はくさりの向こう側1本と裏山を拾って編み、後半は前半で拾わなかった1本を拾って編みます。
1ページ目の編み図で、グレーで塗りつぶしている部分はバッグの底になります。
底は立ち上がりをつけず、ぐるぐると反時計回りに編んでいきます。
角で前段のくさりに針を入れて増目をする箇所は、くさりの向こう側1本と裏山を拾って長編みを編みます。
底のマス目の数が縦11マス、横14マスになるまで、編み図のように編み進めます。
②底を編み終えたら、つづけて側面を目数の増減なく編みます。
編み図では、側面の1段目から段数表示を入れています。
側面を19段目まで編みます。
バッグの深さをアレンジしたい場合は、ここで編む段数を変えて調整してみてください。
③つづいて20段目は、こま編み2目とくさり1目を交互に繰り返しながら、1周ふち編みをします。
④21段目は引き抜き編みでふちを編みながら、途中で持ち手のくさりを編みます。
21~23段目で編む引き抜き編みは、前段の目の向こう側1本だけを拾って編みます(前段のくさりも向こう側1本だけを拾います)。
22段目は、前段の持ち手のくさりの中央20目を、くさりの向こう側1本だけ拾ってこま編みのすじ編みをします。
23段目は、持ち手の中央20目を、前段のすじ編みの目の向こう側1本を拾ってこま編みのすじ編みをします。
23段目を編み終えたら糸を切ります。