Index -目次-
こんなかぎ針編み作品です
こちらは、とっても簡単に編めるかぎ針編みのベレー帽です。
6枚はぎの帽子のようなラインも、簡単でありつつ、仕上げがちょっと楽しくなるかなと思います。
シンプルなつくりで、サイズアレンジがしやすいのもポイントです。
小学5年生の娘がモデルをしている画像がありますが、帽子は私にぴったりサイズになっています。
一般的なベレー帽は、直径が26~28cmくらいが多そうですので、そのあたりも参考にしつつ、お好みのサイズに調整してみてください。
編み地が伸縮するので、かぶってフィットするかどうかも要チェックです。
測り方があっていれば、私の頭囲は54cmくらいなので、下に記載している頭囲サイズは数字だけ見ると小さく感じるかもしれませんが、実際にかぶるとちょうどよい感じです。
画像の作品は、並太くらいのウール糸で編んでいます。
ネップが入っていて、ちょっとむっちりしていて、ちょっともさっとした、素朴でかわいい糸でした。
気持ち太めの針で、やわらかく編みました。
糸や編む方の手でゲージが変わった場合も、編む段数(増目・減目)で調整していただけばOKなので、ぜひお気に入りの糸を探してみてください。
色違いを編んだり、親子ペアや兄妹ペアを編んでも楽しそうですね!
要領が分かれば、2個目からはいっそうすいすい進むかと思います。
使用糸とかぎ針の号数
BC Garn Loch Lomond Col.13[50gかせ 約150m 並太程度]
・・・53g使用(表記グラム数より少し多めに巻いてあり、1かせでギリギリでした)
7号かぎ針
できあがりサイズ
直径 25cm 頭囲 49cm
編み図
作り方
①わの作り目で「長編み2目おきにくさり8目」を6回繰り返し、立ち上がりのくさりの3目めに引き抜きます。
②毎段、1周で6か所、長編みの間にくさり8目を編みます。
2~11段目は、長編みの部分で毎段増目しながら編みます。
編み進めていくうちに、増目の法則性(1目おきに増目→2目おきに増目→3目おきに増目・・・)が分かってくるかと思いますので、サイズを大きく調整する際は、同じ法則性でもう少し増目の段を増やしてください。
11~16段目は、長編みの部分で毎段減目しながら編みます。
編み図では、11段目(9目おきに増目)まで増目しているので、減目をはじめる12段目は「9目おきに減目」しながら編んでいます。
サイズを大きく調整し、例えば「12目おきに増目」まで増目をつづけた場合は、減目をはじめる際に「12目おきに減目」から減目していってください。
③編み図では16段目まで減目しています。
減目は何段目でやめてもOKです。ある程度減目が進んだら、かぶってみて、頭囲がちょうどよくなるところまで減目していくのですが、確認する前にステップがあります。
長編みの間のくさりがそのまま出ている状態かと思いますので、この部分を仮に仕上げていきます。
まず、編み地の表を見ながら、1段目のくさりループの上からかぎ針を入れ、2段目のくさりループを1段目のループの下から引き出します。
そして、引き出した2段目のループの下から、3段目のループを引き出します。
次は、3段目のループの下から4段目のループを引き出す・・・これを最後のループまで繰り返します。
こうすると帽子の形が整いますので、この状態にしてサイズ確認をしてみてください。
もし帽子の深さが足りない場合は(編み進めてみないと分からないのですが)、直径を大きくするか、増目の最終段と減目をはじめる段の間に、目数の増減なく編む段を加えて深さを調整してみてください。
ただ、目数の増減なく編む段はあまり段数が多くならないほうが、デザインを維持できると思います。
④減目の段が終わったら、その糸でつづけて最終段のこま編みを編みます。
くさりループの部分は、くさりを束にすくってこま編みを編みます。これでくさりループが固定されます。
⑤お好みでてっぺんに飾りをつけてください。
こちらの作品は、縦7cmの段ボールに糸を100回程度巻いて作ったボンボンをつけました。
かぎ針編みに相性のよい飾り[毛糸ボンボン]のページもご参考になさってみてください。
帽子の有料レシピご紹介
有料編み図「レッツ・ベレー!」
出来あがったらすぐにかぶって外に出たくなるような、個性ある編み地がポイントのベレー帽です。
ハンドメイドならではの、人とかぶりにくいファッションアイテムを編んでみませんか?
かぎ針編み「伸縮リブキャップ」編み方解説
棒針編みの編み地を彷彿とさせるかぎ針編みのリブキャップです。
冬空に映える元気カラーで編んで、ファッションの差し色にしても楽しいですね。
シンプルなデザインは合わせやすくて便利ですよ。
有料編み図「冬のハット」
折りたたみができる冬用の帽子があれば、急な寒さも防げますね。
ふんわりとしていて軽やかなので、髪の毛がつぶれる心配もありません。
邪魔にならない携帯用の帽子として一つあると役立ちます!