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子どもと一緒に使いたくなるかぎ針編みパペット
手を入れて遊べる、かぎ針編みのパペットを編んでみました。
ちょっと小ぶりで、丸っこい顔のくまパペットです。
親指側が分かれているので、口をぱくぱくさせて、おままごとの食べ物をパクリ!とさせることができますよ。
お弁当のおかずも編んだら、ランチ遊びができますね。
こちらは、極太程度の糸を使って、こま編みだけで編んだ作品になっています。
目が詰まっていて、大人の手も入るサイズ感なので、大人用の鍋つかみとして使うこともできます。
鍋つかみにする場合、糸が細いと編み地が薄くなってしまうので、しっかりめの太糸で、熱に強い素材を選んでみてくださいね。
もしお子さまサイズの鍋つかみにする場合、糸を細くするのではなく、増目の段数を少し減らして完成サイズを小さくするという方法もあります。
※製作・ご使用は自己責任でお願いします。
色づかいや耳の形を変えたら、他の動物にもなりそうですね。
細めの糸で小さく編んで、お子さま用のミトンにしても楽しいかもしれません。
くまパペットの使用糸とかぎ針の号数・材料
極太程度のウール糸 こげ茶・・・45g、きなり・・・3g
8号かぎ針
目を刺繍する糸・・・少量
くまパペットのできあがりサイズ
縦 15cm × 横 12cm
くまパペットの編み図
くまパペットの作り方
作り方説明とあわせて編み図もご確認ください。
①くまの鼻先から、輪の作り目で編みはじめます。
作り目から4段目までは、きなり色の糸で編みます。
2~3段目は増目をしながら編み、4段目は目数の増減なく編みます。
4段目の最後で引き抜き編みをする際に、こげ茶色の糸に替えて引き抜きます。
②5~24段目はこげ茶色の糸で編みます。
5~7段目は毎段増目をしながら編み、8~18段目までは目数の増減なく編みます。
③19段目は、最初のこま編みを編んだら、つづけてくさり12目を編みます。
このくさりの箇所が「口・あご」つけ位置になります。
④20段目で、前段のくさりの箇所を編む際は、くさりの向こう側1本と裏山を拾って編みます。
20~24段目は目数の増減なく編みます。
24段目を編み終えたら糸を切ります。
⑤③で編んだくさりの箇所に、こげ茶色の糸をつけ、「口・あご」を編んでいきます。
編み図に示したように、両脇は編み地に穴が開かないよう、こま編み2目一度をしながら編みます。
2~7段目は目数の増減なく編み、8~10段目は両脇で減目しながら編みます。
10段目を編み終えたら、少し長めに糸端を残して糸を切ります。
残した糸端をとじ針に通し、10段目の向かい合っている目どうしを巻きかがりで縫いとめます。
⑥耳は、こげ茶色の糸で、同じものを2つ編みます。
輪の作り目で編みはじめ、2段目で増目、3~4段目は目数の増減なく編みます。
耳はどちらも、編み終わりの糸を少し長めに残して糸を切り、「くまの顔・体 編み図」に示した位置を参考に、顔・体に縫いつけます。
⑦黒い糸で鼻と目を刺繍したら完成です。
パターン公開:2022年2月27日