買ってしまいました、私が一番好きなお菓子「き花」。
壺屋総本店という旭川のお菓子屋さんの商品です。
新千歳空港ではすぐに発見できるお菓子なのですが、どこか主張は控えめなイメージです。
だからこそ一押ししたくなるとっておき、という感じがしてしまいますが(とっくに有名なのでしょうけど)、壺屋さんの商品ページにお邪魔してみたら「モンドセレクション34年連続金賞受賞」とのこと、すごいですね!
私はフロランタンとかアーモンド系のお菓子が好きで、しかもチョコレートとの組み合わせというのもドンピシャでした。
「き花」のシリーズで違うお味もありますが、もれなくおいしかったです。
うちの近くのショッピングモールに、北海道で唯一「き花」を単品で買えるというお店を発見!
実はけっこう前に発見したのですが、本当にありがたいなぁと再確認しつつ、今回また買ってみました。
とってもおいしいので、アーモンド&チョコレートがお好きな方には特におすすめしたい北海道菓子です。
さて、最近はまた気を取り直して、フード付きミトンにリトライしていました(写真のミトンは、どちらも大幅に編み直しすることになるのですが)。
この作品は、過去最高の編み直し回数を記録したのではないかと思われます。
譲れないポイントは、フードをかぶせているときは普通のミトンのように自然に見えて、フードをかぶせずに倒しているときも見栄えよくしたい、という点でした。
フードをかぶせないときは、ハンドウォーマーのようなデザインになるので、妙にフィット感を意識してしまい、それと同時に、フードをかぶせたときに自然に見えるようにする、という合わせ技に苦労してしまいました。
結果的には、よりシンプルな形に収まったのですが、今回ばかりは、そこまでの道のりが果てしなく長かった・・・。
立ち上がりの位置をどこに持ってくるかが気に入らなくて編み直し、増目したシェイプが気に入らなくて編み直し、減目とフードつけ位置のバランスが気に入らなくて編み直し・・・などなど、完成後じゃないと全体のデザインが確認できなかったりもして、全部編み直しになることも度々。
両手がほぼ完成してしまうと、やっぱりちょっと違うなと感じていても、すぐにほどく気になれないのですよね。
再開には、頭を切り替えてリフレッシュする必要があって、途中で違うことなどしながら小休止したりもしていました。
想像以上に時間のかかったミトンでしたが、ようやく気が済む形に完成させられたのでほっと一息です。
これで、もう一つサイズ展開分を編めば、レシピづくりに進めそうです。
サイズも、できるだけ使う方に合うものを編んでいただけるよう、どのような展開がよいか迷いましたが、最終的にシンプルなデザインに落ち着いたので、アレンジも多少しやすくなったなと思います。
今回こちらのミトンには、パピーさんのブリティッシュファインを使用しました。
これだけほどいて編んでを繰り返したのに、かなり耐えてくれました。
ちょっと絡まり気味なところを引っ張っても、糸が切れそうになることもなく、良質な糸に助けられた感じがします。
まさにfine! って思いましたが、ここでいうブリティッシュファインのfineはそちらの意味ではなさそうですね・笑。
最近、海外の毛糸の太さを調べていて、何で中細毛糸がfineなんだろうと不思議でした。
ずっとfineにはgoodのような意味があることしか知りませんでしたが、「細かい」とか「細い」という意味があると分かって納得。
編み物の世界にも知らない英語がいっぱいです。
普段何気なく素通りしてしまうことって多いですが、趣味の世界は英単語一つとっても、何かが分かるとうれしくなります。
そして今回のミトンのように、どこでデザインの壁にぶつかるかも分からないし、スムーズに進むものばかりじゃないのも良い経験なのかもしれません。
増目一つで見た目が大幅に変わってしまうという、侮れない細部の違いにも、丁寧に目を向けていく必要があることも再確認。
今年もあっという間に年末ですが、来年も引きつづき、編みたいものを見つけて研究していければと思います。
こちらのミトンのレシピ化は、年を越してしまい、季節もギリギリになってしまうかもしれませんが、みなさんにはスムーズに編んでいただけるように、レシピづくりがんばります!
関連レシピのご紹介
今回の編みかけ作品にも使用している、元廣 シティーメランジ並太で編んだ作品「クロッシェ・ボビン」のレシピは、Ronique Store で販売中です。
コロンとした、使いやすいサイズのバッグなので、冬のお出かけのおともにいかがでしょうか。
一番上の画像の中で、マグカップの下に敷いているコースターは、Ronique「フレームモチーフ」無料編み図で編んでいます。
自分用に、家族用に、お客様用に、たくさんあむのも楽しいですね。
よろしければレシピページものぞいてみてください!