ここでは、かぎ針編みの「前段の目を束にすくって長編み5目編む」編み方を、動画と静止画で解説しています。
動画の表紙になっているのが「前段の目を束にすくって長編み5目編む」の編み図記号(編み目記号)です。
かぎ針編みでは、前段で編んだくさりから目を拾って次の段を編むことがよくあります。
編み方としては、くさりを割って編む場合と、くさりを束にすくって編む場合の2種類があります。
どちらの編み方をするかによって仕上がりの違いが明確な場合などには、作品をデザインする上で使い分けたりします。
編み図を見ればどちらの編み方をすべきか分かることがありますので、ここで簡単にご説明します。
長編みを5目編み入れる例でいうと、編み図では、長編み5目の編み図記号の根元を見ると判断することができます。
前段の1目に編み入れる(くさりだったら割って編む)場合は、長編み5目の編み図記号の根元がくっついていて、束にすくって長編み5目を編む場合は、長編みの記号の根元が離れています。
このページでは、後者の「束にすくって」編む方法についてご解説しています。