かぎ針編みの「引き抜き編み」の編み方を動画と静止画で解説します。
動画の表紙になっているのが「引き抜き編み」の編み図記号(編み目記号)です。
引き抜き編みはいろいろな場面で使われるので、6つのバリエーションの編み方動画をご用意しました。
Index -目次-
動画解説 -編み地編-
編み地に編みつけていく引き抜き編み
編み地に引き抜き編みをすると、編み目が補強されて、しっかりと丈夫になります。
バッグのふちで、最終段の目にぐるっと一周、ふち編みとして引き抜き編みをすることなどがあります。
わ編みの最後の引き抜き編み
立ち上がりをつけてわ編みをする場合は、段の最後に引き抜き編みをします。その場合、段の最後の目を編んだあとに、最初の目に針を入れて引き抜き編みをします。
前段の手前1本だけすくって編む引き抜き編み
著書「冬のかぎ針あみこもの」で、この編み方を使って、引き抜き編みの模様編みでハンドウォーマーを編んでいます。これはボスニアンクロッシェの糸の拾い方と同じ方法で、繰り返すとニュアンスのある編み地になります。
前段の向こう側1本だけすくって編む引き抜き編み
著書「冬のかぎ針あみこもの」のハンドウォーマーでは、この編み方も使っています。こちらもボスニアンクロッシェで使われる糸の拾い方と同じで、すじ編みの手法を引き抜き編みに当てはめたイメージです。
動画解説 -作り目編-
くさりの向こう側1本と裏山をすくって編む引き抜き編み
くさりを輪にする際の、オーソドックスな編み方です。この方法で引き抜き編みをすると、くさりもねじれにくくて編みやすいですよ。
くさりの裏山をすくって編む引き抜き編み
作り目のくさりに針を入れて1段目を編む際に、くさりの裏山を拾って編むことがあります。そのような場合は、くさりを輪にする際にもくさりの裏山に針を入れて引き抜き編みをすると、1段目が編みやすくなります。
画像解説
一番最初にご紹介した「編み地に編みつけていく引き抜き編み」の編み方を画像で解説します。