こんなかぎ針編み作品です
極太のジュート糸で、ざっくりとしたかぎ針編みの夏バッグを作ってみました。
かぎ針編みで麻ひもバッグというと、丈夫で伸びにくいので、たっぷり入るサイズもよく見かけますが、こちらは比較的小ぶりなサイズになっています。
手早く編めてがんがん使える、まぁるいバッグ、おひとついかがでしょうか。
太糸なので、重さが気になるお財布やスマホも受け止めてくれますよ。
3枚目の写真は、文庫本サイズとの比較です。
サイズのご参考になさってください。
持ち手はどんなふうにしようかと悩んだのですが、ちょっと長めのショルダーひもをつけて、ラフな雰囲気にしてみました。
ショルダーひもをつけずにファスナーをつければ、小ぶりのクラッチバッグにも。革の持ち手をつけてハンドバッグにしてもよいかもしれませんね。
糸の色が変わると、どんな雰囲気になるでしょうか。
ぜひ、お気に入りのカラーで編んでみてください。
使用糸とかぎ針の号数
極太ジュート糸(100g約80m)…170g
8号かぎ針
できあがりサイズ
平置きで、縦(ショルダー含まず)21cm 横25cm
編み図
作り方
作り方とあわせて、編み図もご確認ください。
①バッグの底から編みはじめます。
くさり9目で作り目をして(編み図の青記号の目)編みはじめ、1段目の長編みは、前半は作り目のくさりの向こう側1本と裏山をすくって編み、くさり目を引き返して編む側は、先ほどすくわなかった残り1本をすくって編みます。
毎段、編みはじめは、立ち上がりのくさり3目を編んだら、そのくさりを横から束にすくって、中長編みの玉編みをします(立ち上がり目だけ、ちょっと玉編みが編みにくいのですが、がんばってみてください)。
それ以降は、長編みの目を横から束にすくって玉編みをします。
②4段目まで、毎段、両端で増し目をしながら編み、5~9段目は目数の増減なく側面の模様編みをします。
③10~11段目は、バッグの脇にくる部分の減目をしながら編みます。編み地が斜行する性質上、この位置で減目しています。
④ショルダーひもを編みます。
ショルダーひもは、くさり70目で作り目します。1段目のこま編みの前半は、作り目のくさりの向こう側1本と裏山をすくって編み、後半は先ほどすくわなかった残り1本をすくって編みます。
ショルダーひもが編めたら、バッグの脇に縫いとめます。