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こんなかぎ針編み作品です
ちょっと立体的な、かぎ針編みの動物モチーフを2種類作ってみました。
表と裏の2枚をはぎ合わせたしっかりめのモチーフなので、ブローチやキーホルダーのようにも使えそうですよ。
3色の太めリボンをつけて勲章に仕立てたりしてもほっこりしそうですね。
あとは、表の1枚だけをワッペンとして使っても。
糸処理もほぼなしで、短時間でできるお手軽アイテムです。
通園グッズなどにいかがでしょうか。
使用糸とかぎ針の号数
合太~並太のコットン糸(グレー、白、茶)
中細のコットン糸(黒)
5号かぎ針
とじ針
できあがりサイズ
うさぎ 縦 7cm 横 4.5cm
くま 縦 3.5cm 横 4.5cm
編み図
うさぎ(表)編み図、くま(表)編み図、
うさぎ・くま共通(裏) 編み図
顔ステッチ位置の図
作り方
以下の説明とあわせて、編み図と、ページ下の画像つき解説もご確認ください。
なお、うさぎもくまも、裏の編み地は同じ編み方になっています。
①モチーフの裏のパーツを編みます。
わの作り目で編みはじめ、1段目は6目編みます。モチーフの裏パーツはすべてこま編みで、毎段増し目しながら4段目まで編みます。
4段目は、増し目の位置にご注意ください。
②次に、モチーフの表パーツを編みます。
こちらもわの作り目で編みはじめ、増し目しながら編み進めます。
4段目まではすべてこま編みし、5段目は、こま編みと中長編みで増し目しながら編みます。ここまでは、うさぎもくまも同様に編みます。
③モチーフの表パーツの6段目を編むときは、①で編んだ裏パーツと外表になるように重ね、引き抜きはぎではぎ合わせていきます。
はぎ合わせ方は、この下に画像つき解説がありますので、そちらもご参考になさってください。
編み図の引き抜き編み記号の箇所は、すべてモチーフの表裏2枚を貫くように針を入れて、引き抜き編みをしていきます。
うさぎの耳は、編み図の位置で引き抜き編みにつづけてくさり編みをし、くさり目の裏山に針を入れて、こま編み1目、長編み6目、中長編み1目を編み、すぐ根元のお隣の目から、再び引き抜き編みをつづけていきます。
くまの耳は、編み図の位置に中長編み5目を編みますが、このとき、モチーフの表裏の目を貫くように針を入れて、2枚合わせた状態で耳を編みます。
モチーフをすべてはぎ合わせてしまう前に(耳を編み終えて少し編んだくらいで手を止めて)、表パーツに目、鼻、口を刺繍します。
顔パーツのステッチ位置を図にしてありますので、こま編みの目の位置と照合しながら、ご参考になさってください。
刺繍に使った糸の残りや、裏パーツの糸端は、適当な長さに切って、表パーツの鼻の立体的になった部分などに詰めておくと、ポリわたを入れなくても間に合います。
④顔の刺繍したら、2枚をすべてはぎ合わせて完成です。
画像つき解説
顔の表と裏のモチーフを外表に合わせて、引き抜きはぎをしていくところからご説明します。
①顔の表・裏モチーフを2枚外表に合わせて、耳(中長編み5目)を編む位置の1つ手前の引き抜き編みを終えたところです。
次に、1つとなりの目に針を入れて、耳を編みます。
②1つとなりの目に針を入れ、中長編み5目を編みます。
③中長編みを5目編みました。1つ目の耳が編めたことになります。
④先ほど耳(中長編み5目)を編み入れた目の1つとなりの目に、引き抜き編みを1目編みました。
⑤もう1つの耳を編む位置の、1目手前まで引き抜き編みをしました。
⑥⑤の1つとなりの目に針を入れ、耳(中長編み5目)を編みます。
⑦耳につづけて、上の写真のあたりまで引き抜き編みをしたら、そろそろくまの顔の刺繍をしてくださいね。
刺繍が終わったら、端糸などを小高くなった鼻の裏側に詰めて、すべて引き抜き編みをして終わります。
みなさんの作品
yupi*さんの「うさぎ・くまモチーフ」
まだまだ初心者なので、何度もやり直してようやく完成しました!
出来上がったモチーフは、よく使うハンガーにつけてみました。
Roniqueさんのレシピはどれも素敵なので、「がんばって上達して、作れるようになりたい!!」
とやる気を起こさせてくれます(^^)
これからもレシピの更新、
楽しみにしています!
http://blog.livedoor.jp/kondate2010/archives/7298733.html