こんなかぎ針編み作品です
わくわくするような素敵な糸を買うことができたので、ストライプ模様のかぎ針編みバッグを作ってみました。
この糸にはいろいろな色が混ざっていて、ファンシーヤーンの部類かなと思います。
それと並太リネン糸とを引き揃えて編んだので、編みあがってみると色糸は控え目な印象ですが、今までにない感じにできあがりました。
今回ちょっと工夫してみたのは、バッグ口。方眼編みで巾着をつけてみました。
やってみるとなかなか便利なので、他にも応用してみようかな。
この巾着は、ひもで閉じる以外にも、開いてバッグの外にかぶせたりもできます。そんなところから“2way”と銘打ってみました。
巾着が引っ込んで見えないときは普通のショルダーバッグです。
使用糸とかぎ針の号数
並太のリネン(30g玉巻 約40m)11個
合太~並太の色糸(青緑、青グレー、茶)
7号かぎ針
できあがりサイズ
横 29cm 縦 18cm ひも 90cm
総重量 340g
編み図
作り方
作り方は、説明とあわせて編み図もご確認ください。
①こちらは、生成りリネン糸を2本どり(バッグ口の巾着以外はすべて2本どり)で編みました。色糸の部分は、『色糸1本』+『生成りリネン1本』の2本どりにしています。
くさり29目で作り目して、バッグ底から編みはじめます。
それ以降、7段目まで毎段増し目しながらこま編みで編みます。
②8~36段目までは、1周96目のまま、目数の増減なくこま編みをします。糸の色替えは、編み図の表でご確認ください。
途中で、バッグ口の巾着を編みつける箇所を作るため、33段目は、すじ編み(前段32段目のこま編みの手前側1本だけすくって編む)をします。
③36段目を編み終えたら、その糸でつづけて片側のひもを編みます。ひもはこま編みの往復編みをします。反対側のひもは、編み図に示した位置から糸をつけて編みます。
ひもの長さを調整する場合は、こま編みを編む段数を変えてみてください。
④両側のひもが編めたら、編み地の編み終わり同士を合わせて巻きかがりでとめます。
ショルダーひもの中央(巻きかがりしたあたり)に糸をつけて、ひもと本体のふちを一周するように、こま編みでふち編みをします。
⑤次に、バッグ本体の裏側(内側)に糸をつけて、巾着部分を編んでいきます。
巾着部分を編むときは、青グレー糸を1本どりで編みました(本体よりも細い糸で編みます)。
33段目で、すじ編みをした目のところに見えている横糸(33段目の表のすじ編みをするときにすくわなかった1本)をすくって、方眼編みをします。
巾着口編み図でご確認ください。1周すると、方眼編みのマス目が全部で48個できます。
巾着口は、目数の増減なく14段目まで編みます。
⑥お好みの長さになるまでくさりを編み、同じものを2本作って、巾着部分に通します。
みなさんの作品
紅葉さんの「2wayショルダー」
この編み図をみてお気に入りになり絶対に編んでみようと思い立ちましたが毛糸にお金をかけられない私は100円ショップでゲットした並太毛糸2本取りで編みました。
編み図をよく確認しないで編んでしまったので出来上がる寸前になり色糸の部分を地色と色糸の2本取りにすることに気付きましたが時すでに遅しでビビッドカラーになってしまいました。
地色と色糸の2本取りだったらもう少し落ち着いた色合いになったでしょうに・・・
でも折角編んだこのバッグ、この秋はこのバッグを持ってお出かけすることにしましょう~