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かぎ針編み 子どもニットタイ

かぎ針編み無料編み図[子どものもの]

かぎ針編み無料編み図「子どもニットタイ」

こんなかぎ針編み作品です

男の子の数少ないおしゃれアイテム、ネクタイをかぎ針編みで作ってみました。
以前のサイトにあったアンケートコーナーで、ニットネクタイのリクエストをいただき、楽しみながら編ませていただいた作品です。

大人のニットタイは、以前に見ていいなぁと思ったことがありました。おしゃれなアイテムだけに、トータルコーディネートしてキマってないといけないね…なんて通り過ぎたものです。
子どもだったら、かっこいいジャケットがなくても、かわいいコワザとして使えそう。ちっちゃいのにおしゃれして出かけたりするのもいいな。

編み方はできるかぎりシンプルにしてみました。
このニットタイは、はじめからネクタイ型になっていて、細いひもで首にとめるタイプのもの。
モデルは、もうすぐ1歳半になる男の子(服のサイズは80)です。
もうちょっと大きな子や大人用なら、ひたすら真っ直ぐ編んで、普通にネクタイ結びすればよいかと思います。

好みかとは思いますが、あまり太い糸だと編み地のおうとつが目立ってゴツくなってしまいそうなので、子ども用は特に、中細くらいまでの細さのほうがよいかなと思います。

かぎ針編み 子どもニットタイ

使用糸とかぎ針の号数

中細のコットン糸
3号かぎ針

できあがりサイズ

ネクタイの長い部分を広げて置いたとき 47cm×3.5cm  
着用時の長さ 約24cm
首まわりループの長さ(パーツ全て含む) 31cm

編み図

ネクタイ部分 編み図
結び目の輪 編み図
首まわりループ 編み図

編み地のアップ画像もありますので、ご参考まで。

作り方

①ネクタイ部分は、くさり10目で作り目して編みはじめます。
1段目のこま編みは、作り目のくさりの向こう側1本と裏山をすくって編みます。目数の増減なく往復編みをし、133段目まで編んだら糸を切ります。
作り目の数は偶数であればOKなので、作りたい横幅サイズに合わせて調整してみてください。
段数も、ちょうどよい長さになるまで編んでください。

②次に、結び目の輪を編みます。
くさり18目で作り目し、最初の目に引き抜いてわにします。
1段目のこま編みは、作り目のくさりの向こう側1本と裏山をすくって編みます。
3段目で増し目します。2段目は18目、3段目は24目、4~10段目は24目で目数の増減なく編みます。
10段目まで編んで、糸を切ります。

このネクタイは、ネクタイ部分の作り目(横幅)が10目なので、結び目の輪もこの幅に合わせるため、10段目まで編んでいます。
もしネクタイ部分の作り目の数(横幅)を増減させた場合、結び目の輪の段数は、ネクタイ部分の作り目の数と同じ段数になるように編んでください。

③首まわりループを、丸いパーツから編みはじめます。
わの作り目で編みはじめ、中長編み12目(立ち上がり含む)を編み入れます。
そこから続けて、くさり70目を編みます。
ここで編むくさりの数で、ループの長さを調節してください。

くさり70目を作ったら、丸いパーツを通すループを作るため、プラス8目編みます。
それ以降は編み図のように、あと2つループを作り、つづけてくさり目を引き抜き編みしながら引き返し、丸いパーツのあたりで糸を引き抜いてから、糸を切ります。

かぎ針編み ニットタイの仕組み
かぎ針編み ニットタイのループ

④3つのパーツが編めたら、ネクタイ部分を2つ折りにし、間に首まわりループを通します(写真・2つ上)。
そして、ネクタイを折った部分にかぶせるように、結び目の輪をはめます(写真・上)。
ズレてくるようであれば、必要に応じて、結び目の輪とネクタイ部分を縫いとめてください。

※こま編みにくらべると編み地がそり返りにくいかと思いますが、ネクタイの下のほうがそり返ってくることがあるかと思います。
気になるようでしたら、一度水通しをして形を整えて干すか、スチームアイロンを浮かせてかけたりすると編み地が落ち着くかと思います。

編み地の途中で、糸の色を替えてストライプ模様にしたり、刺繍して模様をつけたりしても面白いですね。
お好みでアレンジして、楽しんでみてください。

※お子さんが身につけるアイテムなので、作品のご使用は保護者の方の責任でお願いいたします。

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