こんなかぎ針編み作品です
クリスマスが近づくと、何かクリスマスらしいものが編みたくなりますね。
棒針編みのクリスマスボールを見かけては、いつか編んでみたいなと思っていました。
そのうち、ふと、かぎ針編みバージョンを作ってみたらどうかなと。
そしてこんな作品を考えてみました。
クリスマスツリーには、もともとリンゴを飾っていたようですね。
オーナメントボールは、そのリンゴの代用というのが由来なのだとか。
こちらのボール、リンゴの重さに比べれば軽々ですが、糸が太くなるとかなり重量感が出てしまうのと、Bigサイズになってしまうので、細めの糸がおすすめです。
合細程度か、手がきつめな方でぎりぎり中細くらいがいいのではないかなぁと思います。
カラーバリエーションがあれば、発色が良さそうなレース糸なども、細さ的にはいいかもしれませんね。
こちらの作品は合細程度のウール糸を使用して編みました。
軽めに仕上がるウールも、なかなかですよ。
編み込みが入りますが、編み方自体はすべてこま編みでシンプルなので、クリスマスシーズンの編み物の一つとして楽しんでいただけるとうれしいです。
使用糸とかぎ針の号数
Holst Garn(合細くらいのウール) 各2色
ポリ綿 適宜
3号かぎ針
編み図
作り方
目数や増し目、減目の箇所、編み込み模様は、編み図でご確認ください。
編み図は平面的になっていますが、両端はつながっていて、すべてこま編みのわ編みになります。
編み込みをする際は、使わない色の糸を編み包みながら編んでいます。
編み込み模様の難易度は、やさしい順に A→B→C です。
①3タイプとも、ボールの底から編みはじめます。
わの作り目でこま編み6目を編み、毎段増し目しながら8段目まで編みます。
Cは、8段目で編み込みをしながら増し目もしています。
A、Bは、増し目のない9段目以降に編み込みをします。
②Aは20~27段目で、B、Cは21~28段目で毎段減目しながら編みます。
編み地が閉じてしまう前に、途中でわたを入れてくださいね。
③最終段目まで編んだら、2色とも糸端を長めに残して切り、最終段の目に糸を通してしぼります。
ボールのてっぺんに針を入れて糸端を引き出し、くさりを12目編んだら、もう一度根元に針を入れ、糸を引き抜いて糸処理をします。
つりさげてもほどけないよう、しっかりめに糸処理しておいてください。